60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

バンカーズボックス、使ってます

我が家の収納でよく使っているのが
フェローズのバンカーズボックス

特に、このA4サイズのボックスが、書類を保管しておくのに便利です。
私の仕事関係での書類サイズがほぼこれだからですが
ファイルなどと一緒にしまうことが多いです。

それから、たくさんある本の保管ボックスとしても利用しています。

しっかりしたつくりなので、少々重くなっても丈夫で持ち運びできます。

押し入れの下段(重くなるので)に積んで片づけていますが
プラケースよりも私には使い勝手がいいです。

外に出して積んでおいても、そこそこ見た目もいいし外観がさっぱりしているので
邪魔な感じになりません。

中身がわかるように、テプラで表示をするようにしています。

片づける日々

あっという間に12月半ばを過ぎました。
師走、ですね。

仕事をお休みしている間、家の整理をしています。
次男が一人暮らしを始めたのをきっかけに、整理意欲がムクムクと…。

まずは、これまでため込んでいた仕事関連の資料の整理です。
まだまだありますが、半分くらいやっと整理できた感じがしています。

「紙(書類とか資料とか)がものすごく多量にあって
シュレッダーがだいぶ前から調子が悪くなっていたこともあり
(個人用のシュレッダー機だと小さいので、量が多いとものすごく時間がかかります)
なかなか処理が大変でした。

家の中の古いカラーボックスも、バラして捨てました。

このため、自宅にある本も処分でき(でもまだ半分もいかないですが)
段ボールが6箱程度になりました。

2回に分けて配送業者さんに引き取りに来てもらいました。
マンガ・児童書や一般書もパンパンに入れたので
かなりの重さになっていました。

1回目の3箱分では、中に「クトゥルフ神話TRPG」の本があったので
高値がついてびっくり。
残り3箱分、これからどの程度の額になるかお知らせが来るかと思われます。
普通に捨てるよりはよかったかな、と思っています。

メルカリに出品だと、しょっちゅうチェックしていなくてはならず
自分の性格には不向きだ、ということが以前試してよくわかりました。
私は、出品者になるより購入者ONLYで。

棚を整理した分、本も片付ける必要が生まれ
残っている本が段ボール置きになっているので、今度はそれを片付けていきます。

毎日、少しづつ精神的に&腰に負担がないようにやっているので、なかなか捗りませんが
自分のやりたいことを少しづつでもやれているので
気持ち的にはとても落ち着いています。
年の瀬感覚はありません…

今回は、思い切って予算をかけて新しい棚も購入しました。

家の中をスッキリさせたいので
年内は整理するものがどうしても転がっている状況になってしまいそうですが
12月末には落ち着いていたいなぁ、と思っています。

無事、年を越せるのか?!

宮部みゆき 時代物

このところ読んでいる本は
宮部みゆきの時代物です。

宮部さんの作品の中では
現代ものよりも時代物のほうが好きなので
そちらを圧倒的に読んでいます。

男女に関係なく、
一生懸命・精いっぱい生きている人たち
小さな幸せだけでなく妬みや恨み嫉みといった
幸も不幸もしっかり描いていて
あと、その時代の人々の
考え方・生き方、所作の描き方なども
とても好ましく思っています。

最初は、「日暮し」「ぼんくら」「おまえさん」のシリーズ3部作
そのあと「きたきた捕物帖」⇒「桜ほうさら」
からの「初ものがたり」
を読書中。

すべて再読(再々、再々々…読)ですが
わかっていても面白いのですね。
この後は「霊験お初捕物控」シリーズをよんで
そのあとは、どうしようかな…
「三島屋変調百物語」シリーズは大好きです。

ぼんくら(上) (講談社文庫)

ぼんくら(上) (講談社文庫)

新装版 日暮らし(上) (講談社文庫)

新装版 日暮らし(上) (講談社文庫)

おまえさん(上) (講談社文庫)

おまえさん(上) (講談社文庫)

きたきた捕物帖

きたきた捕物帖

桜ほうさら(上) (PHP文芸文庫)

桜ほうさら(上) (PHP文芸文庫)

<完本>初ものがたり (PHP文芸文庫)

<完本>初ものがたり (PHP文芸文庫)

片づけをする日々

師走に入り、仕事をお休みしていることもあって
これまでできなかった自宅の片づけをしています。

不要なものを整理したり、古くなったものを交換したり。

何より、紙類が多いこと多いこと・・・
仕事関係の紙類の仕分けをするだけでも、結構時間がかかってしまいます。

毎日少しづつ、休みやすみ片づけをしているので、
一気にできているわけではありませんが
まるで大掃除をしているかのようになっています。

て、12月なので時期的にはそうなのですが
今の仕事を始めてから、これまでずっと
本来の意味で大掃除ができていなかったので…。

無心に家の中を整理して体を動かすことは
ずっと家の中にいても、今の私にとってはいいことのようです。

少し体を動かして
また読書に没頭したり、映画を見たり

あまり、ぼ~っとしていないようですが
今はこれくらいがちょうどいいようです。

自宅にある本を整理したいのですが、なかなか難しいですね。
一回マンガの買取依頼をしているので(まだ査定中)
また、買取してもらおうかと思っています。

絵本やこれまでの仕事に関する大量の本を手放すのはまだ無理そうです。
文庫などは思い入れがあり、これまで手放すことができませんでしたが
さすがにお煮しめになりすぎています。
今売られていないようなもの以外は、手放そうと思っています。

書庫がある自宅が欲しいなぁ、と思うようになりました。

自分が本当にやりたいことはなんだろう

これまでやってきたこと
やろうとしてきたこと、は

本当に自分がしたかったことなのだろうか

ということを、考える時期に来ているようですが

そのまえに、まずは自分の心を休ませてあげること

目の前にある、やりたいことだけする
何もしないで、空っぽになる

そのように、今は過ごしていいんだ

と、やっと思えるようになってきました。

もうしばらく、そうやって過ごしていきます。

アニマシオンで楽しい読書の入口へ

数年前から、アニマシオンの勉強会に時々参加させてもらっています。
アニマシオンの実践を体験できる会です。

「アニマシオン」という言葉は、ようやっと最近、学校でも先生方が知り始めたな、という感じで
これまでは、知っている人は知っているけど
たいていの反応で「何それ?」という感じがこれまではかなりありました。

読書が苦手な人、読書の入口として
楽しく本に興味を持ってもらい、読書を深めていく
というのに非常に有効な手段です。
そして、その手法はとても多く
基本的なものについては、本に著されています。

ただ、アニマシオンの面白さは、本を読むだけではつかみきれず
実際に自分で体験して味わってもらうことが、非常に大事に思います。
また、そのほうがより詳しく伝えることができます。

学校図書館でも、アニマシオンを行うことが少しづつ増えてきていますし
先生方に実践してもらえるよう、提案をおこなうことも増えてきました。

アニマシオンの中には、著作権に関わることも多く含まれている場合があります。
そのような場合だけではありませんが、やはり先生に行ってもらうことで
より、アニマシオンの実践が深まる場合が多いです。

というのは、先生がアニマシオンを行う場合
その先を考えられることが多いからです。
アニマシオンを行ってどう授業につなげるのか
どんな展開で進めるとより深く学べるのか
など、先生ならではの考えをもって実践してもらうことで
よりアニマシオンが深い読書や学びにつながり、発展することが多いからです。

学校図司書として、読書の入口に子どもたちを楽しく案内すること
それとともに、
学習支援として、先生方により良い授業につなげてもらうための提案を行うこと
は、学校司書として大切な役割ではないでしょうか。

家の整理整頓をどうやっていくか・・・

蒸し暑く何か息苦しいような毎日が続きますね。

スカッとさわやか!
という、まるでCMのような一日がないものか、と思ってしまいます。

普通の忙しさとは違った忙しさが日常になりつつありますが
どうしても、今一つ緊張状態が抜けない毎日に
また、この蒸し暑さに、疲れがいつもよりも大きいと感じてしまいます。

休みの日は、平日にたまった家事や業務上の本や書類など
片づけることがたくさんあります。

仕事の関係でいうと、紙の書類がどうしてもたまってしまいがちなのですが
シュレッダーを購入しても、ついついその場で裁断をするようにはならず
そちらもためてしまう形になって
あとでまとめてするときに、やり切れずに積み残しが発生してしまいます。
そのほか、思いついたことや集めたものつくあったものを一時置きにしている場所が
山のようになってきます。

それらを少しずつ整理するのですが
なかなかうまくまとまりません。
仕事場においておくことが望ましいものもあるのですが
自宅に持ち帰って振り返ったり作業したりすることもあるので
なかなか仕事場お気にすることができないものも多いです。
(仕事場のスペースも多くないので)

不要になっているものも多いはずなのですが、しっかり見て判断する時間がなかなか取れず
私自身も休みの日は、できれば家事を中心に家の中の環境をスッキリさせたい
ということがあるので、一時置き出来るものや本などは放置に近い形になってしまっています。

いいけないなぁ、と思いながらも、今このブログを書いているし。

家具を整理する・モノを減す、という作業、なかなか大変ですね。

今はモノを減らすことも少しずつしていますが
なかなか減らないですね~~。(一緒に住んでいる子どもたちのものもあるし)

休みの日にまとめてやろうと思うから終わらないっていうのもあるのかもしれません。
本当は、日々、気を付けて整理整頓することが大事なんですけどもねぇ・・・。

これからも試行錯誤は続くでしょう。
がんばります。

宮部みゆき『きたきた捕物帖』

きたきた捕物帖

きたきた捕物帖

三島屋の衝撃が少し薄れてから
大好きな宮部さんの時代物がまた出ました!

最初、主人公にちょっとイラっとしてしまいましたが
回を重ねるうちに少しずつ成長の跡が見えてきます。
頼りないような主人公に、なぞのサブキャラがいい仕事をする
これから主人公の成長が楽しみな物語です。
物語の中には、これまで宮部さんが描いてきた物語のキャラクターたちも
関係者としてサックっと登場してきます。

また、新しい楽しみができました。
どんどん時代物、書いてほしいです。

学校図書館の開館

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学校図書館がやっと開館することができるようになり
子どもたちの姿を見ることができるようになって
ひと月近くたちました。

あわただしい毎日がつづきます。

私の業務に限って言うと、対応することが山のようにあってとても忙しいし、
頭を使ってどうしたらいいか考えることがたくさんある毎日が、今も続いています。
もちろん、学校図書館にも行きますので、そういうところでもやる事はあります。

毎日のように、こうなった、だからこうする
こうなった、だからどうしよう
ということに対応し、しかも学校ごとに違ったりするので
脳みその切り替えも自分では大変です。

学校図書館もやっと開館することができ
子どもたちの声や姿を見ることができるようになって、うれしい!
のですが
その反面、いつもの仕事と違う作業も行わないといけないなど
変な感じに忙しいところがあります。

いつもの学校図書館に戻りたいものです。

時間があるから読んでみたい児童書(海外編Ⅱ)

さて、まだまだ休校中の学校も多いでしょうが
公共図書館自治体によっては、開館していたり、これから開館しますよ!というところもあるでしょう。
この機会に、海外の児童文学にも興味を持ってもらえたらと思います。


前回、低学年から中学年程度の読み物を紹介しましたが
今回も、絵本からおはなしの本に移行していくときに、とっかかりやすく、面白い!と思えるような児童書を紹介したいと思います。


自分で読むのが苦手な子には、おうちの人が読んで聞かせてあげるのもいいですね。
読んでもらって面白いと持ったら、自分でも読みたくなってくると思います。



最初に紹介するのは
リンドグレーン『おもしろ荘のリザベット』岩波書店 です。
リザベットとマディケン姉妹の愉快なやり取りに、思わず笑ってしまいます。こちらはおもしろ荘シリーズで出ています。
子どものころの、愉快な体験や経験を余すことなく描いているリンドグレーンの作品は、読んであげてもいいし、自分で読んでも。

ほかにも、愉快ないたずらがたくさん出てくる
『エーミルはいたずらっ子』岩波少年文庫 こちらもシリーズで出ています。
文庫版は文字のサイズも小さいので、文字も大きめのな徳間書店絵本版を探して読んでもいいかもしれません。
また、リザベットと同じ単行本サイズでも出ています。
こちらも公共図書館学校図書館でしょうか、自分でも読みやすいと思います。



ルーマー・ゴッデン『おすのつぼにすんでいたおばあさん』徳間書店
湖のほとりの小さなおすのつぼに、ねこのモルトと一緒につつましく幸せに暮らしていたおばあさんですが、ある日一匹の魚を助けたことから・・・
読んであげたり自分で読んでも、おもしろい本の1冊です。

おすのつぼにすんでいたおばあさん

おすのつぼにすんでいたおばあさん



マーガレット・ドリアン『わにのはいた』大日本図書
朝、目が覚めると、わにのアリは歯がチクチク痛みます。
嫌々ですが、動物園の延長さんのすすめで歯医者に行くことになります。
ほぼ平仮名なので、一人でも読みやすいと思います。




アン・フォーサイス『きょうりゅうが学校にやってきた』金の星社
は、2~3年向けでしょうか。
おはなしが楽しめるようになってくると、少し長い物語も読めるようになりますね。
なかなか読書に関心が向かない子にも、恐竜が出てくるお話ならどうかしら?
恐竜が好きな子におすすめです。シリーズになっているのは人気があるからでしょうね。




ユードリィ『あのね、わたしのたからものはね』偕成社
1年生のメアリィは友達の前でなかなかうまく話すことができません。
うまくお話したい、と思っていてもなかなか難しくて・・・と
積極的なことが苦手な子に共感してもらえそうなお話です。
メアリィはある日いいことに気がつきます。どんないいことかは読んでみてね。




前回紹介した、アーノルド・ローベルの作品は、
これからお話を読もうと思っている子にぴったり。
みじかくて、楽しいおはなしの本をたくさん出していますので、ぜひいろいろ読んでほしいと思います。

どろんここぶた (ミセスこどもの本)

どろんここぶた (ミセスこどもの本)

とうさんおはなしして (ミセスこどもの本)

とうさんおはなしして (ミセスこどもの本)

おはなし ばんざい (ミセスこどもの本)

おはなし ばんざい (ミセスこどもの本)

など


ほかにも、いろいろありますが、今日はここまで!