60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

最近の様子

3月後半から忙しい日々が続いています。

毎日何かしら用事があるので

一日中家を空けていることが

ほとんどの日々です。

そんな中でも本は読んでいますが

どちらかというと

サラッと読めるマンガの本が多くなっています。

こうの史代さんの

この世界の片隅に」全3巻

戦時中の話を

当時生活している人たちの日常を軸に

優しく描いています。

とはいっても、戦時中のこと

悲しい出来事や不幸な出来事が

当然のように起こります。

そんな出来事も

淡々と優しく描く中に

とても強い思いを感じます。

『夕凪の・・』もそうでしたが

普通に暮らしている私たちの思いは

ここなんだよ、こうなんだよ

という事を

一生懸命伝えてくれている気がします。

あった出来事だけが全てなのではなく

そこにいた人たちが

体験・経験した事への『思い』

を大切に伝えてゆきたい

そんな気持ちの代弁をしてくれているようです。

せつないですが、

受け止めて、ちゃんと前を向いていきましょう。

と思える作品です。