60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

中学校での読み聞かせ (一年生)

火曜日に中学校の朝読の時間に
読み聞かせをしてきました。

年に1回の読み聞かせの事は
これまで何回かこのブログにも書いてきました。

この1年生の回を最後に今年度の読み聞かせは終了です。

来年度も継続してあると良いなと思うのと同時に
もう少し回数を増やしてもらえると
たくさんの本も紹介できるし
中学生たちとも仲良くなれそうなのになぁ・・と思います。
まぁ、保護者なので知っている子は知っているのですが。

さて、今回も一年生たちは良く聞いてくれましたよ。
この世代の子達は小学校での読み聞かせがほぼ当たり前になっているので
慣れているのですよね。

ただ、久しぶりなので、ああ懐かしいという感じかもしれません。

今回読んだ本は

◆「ねこがむ」

 












  これでつかみはOKですね。

◆「ぼくがラーメンたべてるとき」 長谷川義史:作  教育画劇

















 何冊かの絵本のうち手を上げて選んでもらい、特に男子の手が一番多かった絵本です。
 ただ絵本の絵のイメージから、もう少し違う内容を想像していたのではと思いますが
 読み進めていくうちにみんなの顔が真剣な眼差しに変わっていく様子が見えました。

◆「3びきのかわいいオオカミ」


















 これ前回の2年生で読まなかった絵本で、紹介した時にとてもうけていたので
 今度は読んでみようと思って持っていった絵本でした。
 なので3冊目は選んでもらわずに、すぐ、こちらの絵本を読みました。

今回の読み聞かせ後、読んだクラスの子達からそれぞれ感想と感謝のお手紙をいただきました。
わざわざ『読み聞かせをして頂いた感謝を込めて』と印刷されたプリントに
クラス全員が書いてくれたものを、自分の子ども伝に渡されました。

みんながこんな風に聞いていてくれたのかな、と知る事が出来るのは嬉しいのですが
ちょっと強制的な感じで・・どうなのでしょうか・・。

正直に書いてくれていると思いますが、ちょっと感想の書き方などが模範的に
また、形式的になってしまわないかと心配です。

こちらがこう書いてほしいだろうなぁ、という事を想像しながら書いてくれるだろうから
ほんとは読み聞かせつまらなかったよ、と言えない子も
いるのではないかと思ってしまうのですが、それはひねくれ過ぎでしょうか?

この感想の中で、皆の一番多く印象に残った絵本は
「ぼくがラーメンたべてるとき」でした。
「ねこガム」も「3びきの・・」も面白い!と評判良かったようです。

「たかが絵本」と思っていたけれど
そこには、考えさせられる、深い内容がある、作者に伝えたい事がある
という事を汲み取ってくれたようでした。

自分達が選んで、読んでもらった本で
今まで気がつかなかった見過ごしていた事に気づける、というのは
良いチャンスだったかな、と思いました。
(これも、みんなに書いてもらったプリントのおかげでしょうか)

ともかく、みんな今年度もよく聞いてくれてありがとう!!