60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

冬休み貸出と未返却の悩み

冬休み貸出は、学校が休みに入る2種間程度前からはじまりました。

けれども、その前に!!

まだ、夏休み貸出しの返却が出来ていない人が多数。

主に5年生以上です。

残念ですが、ずっと督促状を出し、かつ本人に直接話している場合もありますが

返ってこない人は返ってきません・・・。

そこで、先日の司書教諭の先生との会議で

これら長期未返却者への対応を、厳しくしていただくことになりました。

あまりいい対処ではないと思いますが、年度末の事を考えると

行方不明や紛失が多く出るのを避けねばなりませんので

致し方ないといったところでしょうか。

あまりにも延滞してしまった場合返しにくいという事もあるとは思いますが

返却BOXというものもあります。

スタッフが勤務していない日やカウンターにいない時など

このBOXに本を入れておいて、というものですが

これを使えば返却できるのに・・とも思います。

簡単に言うと、めんどくさい・・という事なのでしょうか。

学校で買った本という事は、ある意味みんなのお金で買った本でもあります。

そこの所の認識が、あまりないのでしょうか。

無くなったら買って返せばいいでしょう、というくらいの感覚の人も。

でも、学校図書館の資料(公共図書館もそうだと思いますが)には

簡単に買って返すことのできない物も多く含まれています。

その辺のことも、来年度のオリエンテーションの時にしっかり伝えていかねば

という課題が見えました。

物を大切に扱う、大事にする

という事は、家庭の基本だと思いますが

もはや家庭では、壊れたら・無くしたら新しいのを買うからいい、が常識になっているのでしょうか

非常に残念なことです。

とまれ、未返却であればまったく貸出しない、というのでは

悲しいですし本も動かなくなってしまいます。

返却してくれることを信じての貸出しです。

冬休みは、1・2年生が4冊。3年生以上は5冊の貸出しになりました。

夏休み同様、厚い本を借りて(図鑑だったりしますが・・)重い~と言いながら嬉しそうに

本を持ち帰る姿を見るのは、こちらも嬉しいものです。