60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

明けましての読み聞かせ

学校は始まっているので、通常の図書の時間もいきなり始まりました。

1年と4年で読み聞かせした本

1年生には冬休みかけて覚えた

「びんぼう神と福の神」(松谷みよ子さんのむかし話の本から)の語りをしました。

最初に貧乏神と福の神の説明をちょっとして語り始めました。

ただ、このクラスには普段から静かにじっと座って話を聞くのが難しい子が1名おり

休み明けのためなのか、補助の先生がその子につきっきりで様子を見ており

クラスの子に交じって静かにすることがどうしてもできず

語りをしている最中も、たくさんお話をしていました。

普段でしたらあまり気にならないのですが

その日は補助の先生が子どもたちに混じってその子の横に座り

その子が何かするたびに、いろいろ注意をしたりまた話したりするものですから

子どもたちの気持も散るし、私も思わず気になって言葉が止まってしまうことがありました。

語りきれなかった言い訳にもなってしまいますが

どうしても様子が上手くない時には子どもたちと無理に一緒に座らせないで

少し離れたところで、聞いたり見たりしてくれていてもいいのにな、と思いました。

まあ、指導上難しい所でもあるのでしょうけれど

熱心に聞いてくれている子たちにとっては・・という事も思いました。

お話自体はとても楽しんくれ、方言や昔の言い方があってもあまり気にならないようでした。

本を借りたい子がいたのですが、私の語り出典の本は学校になく

また、絵本もなかったので貸してあげることが出来ませんでした。

もう一人のスタッフとこの語りのことを決めたときに

ちょっとチェックして貸出、紹介できるようにしておけばよかったと反省しました。

4年生に読んだ本

「おもちのきもち」(かがくいひろし)

紹介した本は

おもち関係で

ばばばあちゃんのおもちつき」(さとうわきこ)

それから、私が手にした映画の最新情報から

ホビットの冒険」とそれに関連する「指輪物語

長いお話ですが、なんとこちらはどちらとも借りていってくれる子がいました!

(紹介した後、何人かが手に取って見てくれたのですが、借りていくのは難しいかも・・と思っていました)

指輪物語」は全部で6巻あるけど大丈夫?と聞いてしまいましたが

一応頑張って読んでみる、と返事をしてくれました。

でも、読み切れなかったとしても、このお話に関心を持って「読んでみよう」

という気になってくれた子がいたことは、とてもうれしかったです。