60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

8月末に蔵書点検

久しぶりの更新です。

まずは8月末に行った蔵書点検のことなど。

午前中は学習会などがあったので

午後4日間を設定し、蔵書点検を集中して行う事となりました。

司書教諭の先生の声掛けで

たくさんの先生方、図書委員さんが参加し

ほぼ3日で終了し、通常できない事ができました。

スキャナーでの読み取りにはPCの台数が限られるので

いつもと同じくらいの時間がかかってしまいますが

それ以外の

・書架清掃

・図書資料の清掃(汚れている本を激オチくんできれいにする作業)

が、かなり充実してできました。

特に、図書資料の清掃は去年も出来ていなかったので

手垢などで汚れている本が多かったのですが

かなり!きれいになりました。

皆さんに、感謝!です。

それは非常にありがたいことでしたが

今回も多くの不明図書が出てしまいました。

前回、年度末の3月に蔵書点検をしたばかりなのですが

つまり、半年ほどしかたっていないにもかかわらず

相当な冊数の不明本が出てしまいました。

勤務校では毎年不明本の数が半端ではないとのことで

前年の時も驚いたのですが

今回は、かなりショックでした。

蔵書点検をする前にも、教室への捜索や

お便りで生徒や先生方への呼びかけなど色々対策を講じましたが

ほとんど回収できず、点検後も先生方に呼びかけて教室等の捜索、書架チェック等しましたが

やはり、回収できませんでした・・・。

オープンだから・・と言ってしまえばそれまでかも知れませんが

オープンタイプの図書館の学校はみんな同じかというと、そうではないと思います。

やはり「ない」という事の意味は、大きいと思います。

児童・生徒・先生方の本の扱いに対する意識の欠如が

何処かにあるからこそ、こういう結果になってしまうのだと思います。

非常に、残念です。

今回の不明と前年度以前の不明本数の累計をみると

図書予算が、本当にもったいないです。

今後もこちらから、このような事がなくなっていくように、

様々な形でアピールしていく必要性をあらためて思いました。

少しでも、みんなの意識が変わっていってくれるように願います。