60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

9月中の読み聞かせと語り

9月も祝日やら運動会の練習やらで、月曜授業のところはほぼ全滅(>_<)

振替や貸借のみをお願いしたりしていますが

勤務日に来てもらえるようにするには空き時間がなかなか足りないので

先生方もこちらも苦しいところです。

なので、1コマに学年の3クラスまとめて貸借に来たり

他の学年が貸借に入ったりと

かなりのブッキング率になりました。

また後半は運動会の練習のため来館できずに

空き時間が増えました。

悲し嬉しの状況です。

事務作業がはかどるのは大変ありがたいことではありますが。

そんな中の読み聞かせと語りは

3年生

ミラクルみるく単元の続きで、毎年これも読んでいます。

「ぬーくぬく」 ( 飯野和好:さく  山本孝:絵 農文協 )

ダイコンとサツマイモの方言でするのんびりとした会話がなごみます。

お月見に絡めて

「お月さんはきつねがすき?(くまの子ウーフ絵本)」 (神沢利子:さく  井上洋介:絵 ポプラ社

ちょっと長めですが、お月さんがついてくるよ、とかわいいおはなしです。

秋の七草の話も出てきたりします。

絵本と言ってもテキストも多いので簡単な物語として読めるもので

他のシリーズもあるので、長いお話が苦手な子は読んでみたらとすすめました。

3年になると、いよいよ物語を読んでいける子と、ついていけない子が分かれ始めます。

ゾロリばっかりとかひみつシリーズドラえもんのマンガシリーズなどにばかり流れないよう

仕掛けを考えなければいけない時期ですね。

「か・げ」 (武田美穂:さく  理論社 )

理科の授業でかげについて学びます。

この絵本は子どもたちの気持ちに寄り添いながら

かげにもいろいろあるよ、という事をさりげなく教えてくれます。

くものかげの所では「わぁっ!」という声

最後のかげは・・・のところはみんな「おかあさん!」と

声をそろえて言ってくれるところが、とってもいいです。

こちらの気持ちもやさしくなれる絵本です。

5・6年生

語り「蜘蛛の糸」 (芥川龍之介:著 )

テキストは色々な文庫のものを参考にして、語りやすいようにして作り覚えました。

どの学年も知っている子は多かったですが

じゃあどんな内容?と言われるとしっかり答えられる子はなかなか少ないのでは。

題名は有名ですからね。

ということで、こちらを語った後、芥川龍之介の短編集の紹介しました。

新刊も入っており、そちらも紹介したので全部がすぐなくなる感じではありませんでしたが

貸出にはしっかりつながりました♪

最後に5・6年生へ語りが出来てよかったと、自分では思っています。