60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

3年生へのブックトーク

3年の先生からの依頼で

勉強中の「ちいちゃんのかげおくり」に関連して

戦争・平和関係の本の紹介をしてほしい

という事で、絵本と教科書に載っている本を中心に自校にある本で

ブックトークをしました。

勤務校は授業時間が2コマづつ繋がっているので(間に休み時間はない)

進行状況によって、次の時間に入ってしまっても授業を続けていられるので

早く来ても早く帰るとか、遅く来て時間までとか

今まで45分丸々図書の時間を使ってもらえたのは、2・3回?くらいです。

なので、じっくり本について語るという事は難しいところですが

紹介した本は借りて読んでほしいし。

学年で借りて皆で読む、という事はあまり今までやっていなかったようなので

やっぱりチャンスはこういう時になります。

先生方も授業で紹介することもあるとは思います。

が、図書館に来て、実際の本を前に紹介してもらう、

というのとではやっぱり違ってくると思います。

今年度購入したらしい絵本は結構あったのですが

3年生には手に取りにくく、少し難しい4・5年向けの感じだったので

簡単にこういう本もあるという事だけの紹介にして、他の絵本を紹介しました。

「キャラメルの木」があったら読み聞かせをしたかったのですが、それはありませんでした。

この絵本は、3年生にはちょうどいい内容と長さの絵本だと思います。

「えんぴつびな」「おかあさんの紙びな」「かわいそうなぞう」「まちんと」「おりづるの旅」

「ちいちゃんのかげおくり」「あの夏の日」「ゾウ列車がやってきた」

ひろしまのピカ」「ヒロシマに原爆がおとされたとき」「まっ黒なおべんとう」「あのひをぼくはわすれない」

などは、すぐ借りられていった絵本です。

「おかあさんの木」は教科書の紹介欄に載っていた本ですが

手に取られにくい本で、3年にはどうかな?と思って紹介しましたが

借りていく子がいたので、よかったと思いました。

戦争関連の本は内容が内容なので、紹介して借りて読んでもらうのは難しいかな

と思ったのですが、意外と興味を持ってくれ、貸出が出来ました。

絵本の方はしっかり紹介したものは借りられました。

他に戦争に関する資料の本も紹介しましたが、全て貸出されました。