60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

新年度とオリエンテーション

新年度が始まりましたね。

入学式があわただしく過ぎて

進級処理も思ったより早いうちに無事終了できました。

春休みにもオリエンテーションの準備をしていましたが

学校へ来てからも

掲示物だけでなく、オリエンテーションで使うプリントやレジュメを作成印刷などをしていました。

図書の開館はすぐに行っていましたが、貸出は4月の3週目から始めました。

前年度スタンプラリーをやったことで

新しいリピーターが現れ、本を借りていくようになりました。

うれしいことです。

オリエンテーションの方は、

こんな風にやりますよ、という事を、司書教諭を通して先生方にお伝えしてはあるのですが

まだ経験のないことと、新年度のあわただしさで

なかなか進んでいきません。

1年生は5月ゴールデンウィーク後という事になりそうです。

なかなか進まない事ではありますが

今までになかったし、こんなことが出来ると思っていなかった

という事を考えれば、何年かかけて浸透させていく

という事なのだと思います。

でも、だからこそ良いオリエンテーションをしていくことで

先生方の認識が変わっていくのだ、と思います。

こんなものか、と思われてしまったら浸透するのが難しいかもしれません。

そう思うと、自然と力が入ってしまいますが

オリエンテーションがなかなか進まない事で、力みにブレーキをかけてもらい

合い間にオリエンテーションの様子を振り返って、次年度の課題を考えたりすることもできるようになりました。

並行して、新年度購入資料の選書リストも作成していますが

前勤務校のシステムと違って手書きで(Excel)書き出していかなければならないので、面倒です。

書面にしてFAXで発注、と言う感じになっています。

〇RCのシステムだとパソコン上で検索選書してリストが作れるのになぁ・・・。

さて、オリエンテーションでは学年ごとに違った内容の利用指導をしていくわけですが

ハタ!と今更ですが気がついたことがありました。

今まで利用指導というものをしていなかったので

どの学年も、基本的な事をしっかり話していかなくてはならないということです。

図書館マナーや本の扱い方は、全ての学年に対してしっかり話す必要がありました。

高学年に向けて3桁分類についてしっかり話してあげられる時間は

基本を話していると時間が無くなってしまうので、難しいのでした。

これはもう、この時期ではなく

図書館に来ることが出来たタイミングで随時やっていくしかないな、と思いました。

他の学年で基本的なオリエンテーションが終了したところでは

学習内容にあった利用指導をしていくことを始めています。

3年生には国語辞典の使い方を

5年生には年鑑の使い方を

2年生には図鑑の使い方を

また、課題図書の感想文対策として感想文の書き方ポイントをつたえる、

という事を随時していく感じになっています。

また、通常の図書の時間には昨年度と同じように

詩を読んだり本紹介をしたり、ストーリーテリングやペープサートパネル・シアターなど

いろいろ工夫を凝らしてやっていければと思っています。

まずは、全学年の初回オリエンテーションを無事終了させることが

今の私のミッションでしょうか。