60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

夏休み以降の学校図書館

シーズンの記録のようになってしまいました。

夏休み期間は長かった気がしますが、家のことなどやっているうちに

あっという間に終了したような感じでした。

今の勤務校は夏休み終了が若干前倒しという事もあり

9月よりも少し前に学校が始まりました。

9月以降の学校は、怒涛のような勢いで

様々な行事が行われていき、後半の先生方は

けっこう憔悴していましたね。

9月から11月までの3か月の間に

面談や運動会や学習発表会や読書感想画描き

などなど、ものすごい密度で行事が入っており

その合間をぬって

いくつもの授業研をそれぞれ担当の先生がこなし、会議をし…

先生方が倒れないのが不思議です。

いえ、もちろん風邪や疲労などでダウンされている先生方もおり

私も休みの時ではありましたが、風邪で2日ほどダウンしました。

運動会のお手伝いで採点係をやらせていただきました。

勤務ではなく、一日ボランティアで

前日の準備から当日の準備~片付けまでをお手伝いしました。

学習発表会では勤務日として受付の手伝いをしました。

本当は先生と交替で、子供たちの様子を見たり教室での発表を見て

図書館での学習の成果や課題を確認したかったのですが

そんなことは全くできず・・・・

風のピューピュー吹き込む昇降口で、ほぼ一日受付をしておりました。

他の手の空いた先生と交替する予定だったので、寒さ対策をしておらず

風邪をひきこんでしまったのでした。

11月までこんな感じで怒涛のように過ぎました。

もちろん学校図書館はその間もまわっておりますが

行事が多く、特に低学年が思ったように来られなかったというのはありました。

通常の授業と行事対応の授業が入ると

どうしても図書の時間を切られてしまうことが多いですね。

残念ですが、こちらも無理なことは言えません。

本来は図書の時間としてしっかりあるべきだと思うのですが

特に、授業の進度も遅れがちなクラスでは

こちらが対応策を考えねばならないことも多いかなと感じます。

その中で、秋の読書週間では

今年度は地元の行政が読書活動推進の一環として

様々な読書へのアプローチを学校にもプッシュしており

勤務校以外の学校でも多くの取り組みを行った模様です。

勤務校では

読み聞かせボランティアさんのお話会(朝会時、全校児童向けに)

図書委員さんの「読書クイズラリー」

学校からの「ファミリー読書」

授業の時間と連動して各学年による様々な形のPOPの作成

学校図書館からは「スタンプラリー」

と、イベントを行いました。

委員会にも思いっ切り関わるようになり

委員会業務が増えた感じです。

学校図書館では他にも読書週間の前に

秋のドングリで「ドングリたんけんたい(ホントは探偵団にしたかったのに間違った)」

と称してドングリ当てクイズをしました。

正解者には折り紙で作った妖怪ウォッチのキャラ人形をプレゼント。

それから、黄色やオレンジの葉の形の色画用紙に

おすすめの本の名前を書いて貼り、読書の木を紅葉させよう!や

「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ:さく ブロンズ新社)で

自分の考えた「このリンゴは〇〇かもしれない」を書いてみよう、というのをやりました。

「読書の木」も「リンゴかもしれない」も廊下の壁に貼りだしています。

廊下の掲示物をいろいろして季節で変えるようになると

今までこの廊下は給食の時ぐらいしか目に入らないかな、という場所だったのですが

休み時間に見に来てくれたり、もちろん給食の時にもかなり見てくれる子が増えました。

12月にはツリーのアドベントカレンダーを飾りました。

小さなツリーに扉をつけて、開くとクリスマスの本が見えるというもの。

学校にあるクリスマスの本を選んで掲示しました。

9~12月にかけては語りの時間を持ちことができませんでした。

どうしても授業関連の内容になったり、課題図書の読み聞かせをしたりなどして

読書週間中に語りを入れ込むことができませんでした。残念!

一応何を語ろうかと予定をして思い出し練習をしていたのですがね。

年明けか2月に語れるチャンスがあれば語りたいと思います。

授業では

ブックトークの依頼も増え

特に後半には、マララさん関連のブックトークが好評でうれしかったです。

ブックトークをして子供たちがたくさん本を借りて読んでくれることがホントにうれしいです。

また、資料の場合は役に立っている様子を見ることがうれしいですね。

調べ学習を図書館でやってくれることも増えました。

読書の時間だけでなく、調べたり発表したりできる

アクティブな場へ変わっていけるといいなと思っています。

今年度の図書購入の発注も終了しました。

一部年内に来ましたが、まだ未納のものも多くあるので、年明けに納品されるでしょう。

新しい資料もまだまだ不足しており、来年度へ向けてどの程度発注に乗せていくかも課題です。

予算が倍くらいほしいです。

今ある図鑑は今年度入れた5冊以外は、すべてボロボロで古いものです。

低学年が使える図鑑がありません。

図鑑も総入れ替えしたいくらいです。

ポプラディアも、2セットはあるのですが、行方不明の本もあったりして

1冊しかない物もあり、クラス数を考えると3セットは最低ほしいところです。

これだけでウン十万です。辛いですね~・・・。

ていうか、今までどのような購入の仕方をしていたのか不思議です。

たぶん図書費を丸々は使っていなかったと思われます。

一部少し前に購入しているかなと思われるのもありますが

ホントに古い資料が多すぎて廃棄したら資料がなくなるんじゃないかと思うくらいです。

この古い資料で調べ学習をこなしている子たちはえらいぞ!と思います。

ていうか、データが古くて、これで調べ学習していいのかな?と・・・。

学校司書としては公共で借りたものも使用してほしいけど

先生が取りに行かないといけなくて、それはそれで大変なのですね。一応すすめはするけど。

さて、久しぶりなので長くなりましたが

今年も何かあっという間でした。特に後半。

更新の頻度がかなり落ちておりますが

こんなブログを訪ねてくださっている方、どうもありがとうございます。

また、来年も細々と続けていく予定ですので、たま~に覗いてみてやってください。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m