60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

展示コーナーの掲示

展示コーナーとは

f:id:school-lib:20181013115959j:plain

いろいろなテーマで本を紹介する為に作るコーナーで、

名前の通り、本をある場所に集め、展示(表紙が見えるように)しながら様々な本を紹介しています。

その場合、たいていPOPのような掲示を作って掲示します。

何の展示コーナーか分かるように、お知らせやアピールの意味合いがあります。

こんな本がありますよ、こんな目線で読むとおもしろいですよ、など

その展示コーナーの意図は様々です。

 

 

小さいと目立たない

そんなコーナーに書かれた文字が小さいと、

もしくはたくさん文字が書かれすぎていると、

目に入らなかったり、読んだりする事をためらってしまいます。

また、インパクトにかけ言葉が届きません。

 

 

ちゃんとアピールしよう

せっかく考えて工夫して展示しているのですから

手をかけすぎる時間はないと思いますが

もっとアピールできるようなものを掲示しましょう。

文字を大きくする

親しみやすいフォントに替える

・バックに色をつけたり、文字に色をつけるなど、視覚に訴えるように作る

など、工夫はできると思います。

 

 

だれがそれを見るの?

また、誰がその掲示を見るのか、ということも大きなポイントです。

中高生なら漢字が多く振り仮名がなくても読めるかもしれませんが

小学生ではどうでしょう?

漢字が多い、振り仮名がない、のは

低学年~場合によっては中学年以上にもハードルになってしまいます。

また、難しい言葉使いや分かりにくい表現も、小学生にとってはハードルが高いでしょう。

だれが見るのか読むのかを考えて作ることも大事です。

 

 

ひとひねりしよう

掲示物にテーマの言葉を書いて入れるときには

ただ単純にテーマの言葉を書くだけでなく

 →「十五夜(じゅうごや)」「お月見」など

ちょっとひねって、なんだろう?おもしろそう!と

→「お月さまがまるくなるわけ」「世界のお月見どんな風?」など

違った角度からみたり、ひねってみたりするなどして

言葉を考えて書いて見ましょう。

キャッチコピーは大事です。

 

 

 

手をかけた工作物があることだけが大事なのでなく

(もちろんそれで充実した素敵なコーナーになったりしますが)

時間がない中での作業で、展示する冊数が少なくても

手にとってもらえるような工夫をすることは大事ではないでしょうか。