目指す学校図書館像を作る
学校図書館を作っていくうえでとても大事なことが
自分は「どのような学校図書館を目指す」のか、問うこと。
もちろん勤務先の学校の教育方針とあわせて
(学校には各学校の教育方針や理念があると思います)
担当の司書教諭の先生などと話し合い
勤務している学校での「目指す学校図書館」を考えることが必要です。
目指す学校図書館像があることで
図書館のレイアウトや蔵書構築・掲示物やその方法
利用指導についてなど
様々なことがその方向へ向かっていくことができます。
ただなんとなく学校図書館が使いやすければいいな、とか
本を借りてもらえればいいな、というようなイメージだと
環境整備も、どう環境整備していくのか方向性がないまま
なんとなくすすんでいってしまい
まとまりのない学校図書館となってしまうでしょう。
居心地のいい学校図書館にしたい
なら、どう居心地が良くなったらいいのか
使いやすい学校図書館にしたい
なら、どう使いやすくするのか
など、具体的に詰めて考えていくと
方向性がはっきりして、実際のレイアウトや掲示・蔵書など
環境整備や図書購入・掲示物等の作成など
業務していく上で有効な指標やヒントになっていきます。