60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

記録する

業務の記録

学校司書の業務の中でも大事なことのひとつに
自分が行った業務を記録しておく
という事があるかな、と思います。



毎日つける

日々つける日報だけでなく
その日、何年何組になんの本を読み聞かせした、とか
なんの本を紹介した、とか
授業支援でこのようなことをした、とか
資料収集で何を集めた(また、そのリスト)
などは、次年度以降の参考や自分の業務の見直しにつながるので
記録として残しておくことは必要かな、と思います。

これは、レファレンス記録と同じくらい大事なものではないでしょうか。
⇒小学校の業務の中でレファレンス記録を残しておくほど大変なことはない
かと思います。
たくさんあるし、細かいし、忙しいのでいちいちつけてる暇が無い
と、私のこれまでの業務の中では思います。
ただ、先生からの授業支援関連のレファレンスについては
前前勤務時代後半では残すように努力しました。



読み聞かせの記録

読み聞かせの記録はなぜつけるのか、と言うと
同じものを読まない、という事です。
1年間通してもそうですが、次の学年に上がったときには
次の学年に合う違うものを読むようにします。

この記録をつけておくと、小学校6年間
図書の時間の読み聞かせで
全て違うものを読み聞かせできることになります。
たくさんの本に触れてほしいですよね!

ボランティアさんがいるところでは、
ボランティアさんとかぶらないようにしたいですが
学校図書館での読み聞かせには、
授業支援を意識しての読み聞かせになることが多いので
そんなにかぶることも無いようです。



授業支援の記録

資料収集の記録は、
・いつ頃どんなものを収集したか
・どの単元で行ったか
・収集の依頼内容
が残っていると、次年度の参考になるだけでなく
選書リスト(購入図書のリスト)を作るときにも参考になります。
この辺の分類が少なかったから入れようとか
この時期にやるから、このあたりで購入しておこう、とかですね。




日々忙しい業務の中、記録をつけるのも手間ではありますが
この手間は惜しまないほうが良い
と、私は思っています。