学校図書館のお仕事

本と子どもをつなぐ仕事をしています。本のことや仕事にまつわる事などをポツポツ書いていこうと思っています。

読んだ本

最近読んだり気になって手に取った本など



リンドグレーン「名探偵カッレ 城跡の謎」岩波書店
これは、訳者と挿絵が変わり新装版として
2019年9月に出版されています。
読んで、この時すぐに手に取らなかったことを後悔しました。

読みやすく文章が軽やかになったこと
今の子にも親しみやすい、でも甘いわけではない挿絵も
とても物語にあっていると思います。

面白いのは「コナン」だけじゃない
今、また子どもたちにぜひ手に取ってほしい本です。


小梅かいと「戦争は女の顔をしていない」KADOKAWA
こちらは、ロシアのスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ原作を
コミカライズしたものです。
このようなノンフィクションをマンガで伝えることの難しさを感じました。

マンガの作者も力を入れて描いているとは思いますが
やはりこれは、原作の文章を読みたい、と思うものでした。

例えば谷口ジローさんだったらどう描くのかな?とか
萩尾望都さんだったらどう描くのかな?なども考えました。
このマンガは女性が描いていることに意味もあると思いますが
書き込みの量でいうと森薫さんくらい必要だったのかな、という気もします。


映画を自分のPC動画で見たことで再読したくなった
トールキン指輪物語」評論社
ホビットの冒険」から続く物語が、背後に流れる様々な伏線とともに
深みを感じることができ、本当に面白いといえる物語です。
始めて読んだときに苦労した地名や名前などは
何度も読み返すうちにだいぶ馴染んできました。

指輪物語」に続く「追補編」で指輪物語のその後の世界がどうなったのか
また、この世界のもっと最初の根源的な物語「シルマリルの物語」
を読めば、さらに大きな世界観、この物語の世界の歴史を知ることができます。




なんて、
こういう時だからこそ、物語の世界で自由に心を遊ばせたいですね。