お仕事ただいまお休み中 (もと学校図書館のお仕事ブログ)

日々の暮らしや、好きなモノ・コトについて綴っていきます

2020年、わたしのベストブック

今年は新書をよく読んだ一年でした。

中でも、ヤマザキマリさんの本がおもしろく
今年後半に出版されたものばかりですが
3冊も買ってしまいました。

もともと、ヤマザキさんのマンガを好きで読んでいましたが
エッセイマンガの文章を読むと知識や語彙も豊富だし、
読みやすい文章と表現力、私はこう思う、という明快な考え方が私には相性が良く、書籍のほうも好きになりました。
本が出ているのを見ると手に取りたくなってしまいます。



こういうタイプの本はあまり読まなかったのですが

いま、子どもの本が売れる理由 (筑摩選書)

いま、子どもの本が売れる理由 (筑摩選書)

  • 作者:飯田 一史
  • 発売日: 2020/07/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
著者はもともと編集者ではあったけれど、こんな観点から読書(図書館や学校図書館についても)の歴史を解明解説し
ベストセラーとなっている児童書をマーケティングの観点から、
その売れる秘密(子どもたちに人気の秘密)を解き明かしていっているところが非常に興味深くおもしろかったです。
ソフトカバーですが単行本の厚さと値段ですね。
自分の仕事から興味を惹かれ手に取りましたが、立ち読みの「はじめに」の段階で面白かったので即購入しました。


そしてなんといっても、今年の目玉はこちらでしょう。

待ちに待っていた続編がなんと4巻分のボリュームで
しかも2巻ずつに分けて、というあたりが憎いですが
そうとう面白く一気に読んでしまいました。
相変わらず読み方が覚えられない私ですが…
この十二国記の重厚感は「比類なき」といって良いのではないかと思います。

阿部さんの八咫烏シリーズは、最初の3巻はすごく近いものを感じ期待して読んでいましたが(今年も外伝が出ましたが)

残念ながら後半とラストが私には残念な感じに受け取れ、この十二国記には迫ることができないという印象でした。


養老孟司先生と、NHK100分de名著の司会を務めている伊集院光さんの本

養老先生はもちろんですが、伊集院さんも知識の広さ深さ、その話しぶり、受け止める間口の広さに私が感心している人ですが
ふたりの対談をおもしろく読ませてもらいました。


それと、こちらも今まで購入はしないようなタイプの本でしたが
ついつい買ってしまいました。

いち書店の厳しい現状と、それでもめげずに工夫を重ねていく様子に
何か圧倒される思いで読みました。
こちらは出版年は2018年、これまで書店の棚にあっても手に取らなかったということなので
もっとちゃんと見ておけばよかったなと思いました。


マンガもたくさんありましたので、
マンガのベストブックも年内に投稿できるといいなと思っています。