60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

今年気がついた自分のこと

気がつくと1年が過ぎようとしています。

今年は年明けから不穏な空気が漂っていましたが
春先から本格的になり、これまでにない状況に振り回される1年でした。
SNSの情報に不安感を覚え苦しくなったこともありました。

仕事でいうと、毎日刻々と状況が変わる、といって良いくらい対応に苦慮する日々でした。

情報のやり取りも今まで以上にたくさんの数をする必要が発生し
それぞれ違う考えの中での最善をどのようにしていったらよいか
また、全体に対してどうするのかといったことも考えていかねばならない日々でした。

日常業務の中にプラスされたこれらが、私にとっては非常な負担になっていたようです。
もちろん、自分の置かれた立場が責任ある立場であることは承知していますが
自身のキャパシティを超えていたようです。

ただただ「頑張らねば」という思いだけでは出来ない仕事もあるのです。
結局11月後半から休職することになってしまいました。

職場の人の問題も大きいです。
職場の人(自分がメインで仕事をする場所の人)たちが特別悪いということではなく
最近になって自分が、周囲の人に対しては鈍感なのかもしれないのですが
自分自身は周囲の影響を受けやすくそれが負担になり辛くなってしまう、というHSTではないか、ということに気づきました。

過敏で傷つきやすい人たち (幻冬舎新書)

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それがわかったことで、休職前からの不安や不眠・食事ができない・思考停止状態から抜け出して
かなり気持ちが落ち着いたことは確かです。

一日の仕事を終えると本当に気持ちがつかれてしまい、家に帰ってイライラ・モヤモヤすることも多く、
とにかく食事を終えたら早く本を読みながら寝てしまいたいという思いの日々でした。
なので、家事は必要最低限のこと、しかも出勤前に終わらせてしまえること、休日はできなかった家事を片付ける、で終始していました。
いつもならもっとできる発散方法や、気持ちを休ませる余裕があまりなかったのかもしれません。

12月はそんな日々でたまっていたことを、ある程度スッキリさせることができました。
時間をゆっくり使ったり(そのため1日があっという間でしたが)、家事だけでなく片付け整理をしたり。

目の前がごちゃついていると気持ちが落ち着かなくなるので、できるだけ整理しておきたいのですが
それがなかなか出来ず、多分それも大きなストレスの一つだったと思います。
(目の前を片付けることで、自分の思考の整理も少しずつできている感じです)

来年は、そんな自分が今後どう生きていったらいいのかを考える時間にしたいと思っています。
そうして、少し落ち着いてできることをしていけたらいいなと思います。


本年もブログにご訪問いただきありがとうございました。
今年は皆様もいろいろ大変な年だったのではないでしょうか。
来年は、ぜひ良き年となるようお祈り申し上げます。

また、来年もゆるゆるとよろしくお付き合いくださいませ。