60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

読書備忘録

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最近もけっこう本&マンガを読んでいるのですが
どうしても感想などを書きづらく
せめて何を読んだかだけでも記録しておこうかな、と

【一般書・文庫・新書など】

体癖 (ちくま文庫)

体癖 (ちくま文庫)

最近ゲーム実況動画などをYouTubeで見たりするのですが、そこで見たものに、たまたま精神科医の名越先生が出られており「一種二種・・・」などと話しているのを聴いて興味を持ちました。
分析が面白いし確かにそういうことがあるなと思われ、そういう部分からも自分を見つめて思考のクセを発見できるな、と読み進めました。

文庫での連載になりますが、当初から好きな本でずっと読み続けています。日本の様々な神様が出てきて、いわれや成り立ちのようなものを知ることもでき興味深いですし、毎回泣かせてくれるような物語になっています。とうとう10巻でいったん完結となりました。悲しい・・・。

久しぶりに自分の持っている古い文庫を読み返し、改めてヤンソンさんの書く、このムーミン谷シリーズは素晴らしいなと再確認しました。
中でも一番好きなのがこの物語です。

むかしから世界の七不思議とか巨大生物や不思議植物が大好きでしたので、題名を見たとたんに読まねば!と思いました。
主に深海生物について書かれていますが、歴史の中で語られてきていることを現実と照らし合わせ検証しながら解説されているので、おもしろいし興味深いです。もちろん深海生物も好きです。

一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

漫画界の神とまで言われる萩尾望都先生の、これまで胸に秘められてきたことをついに公に明かすことを決断した、本当に題名の通り一度きり、のお話しだと思います。
あまり人の嫌がることは、興味本位でほじくり返さない方がいいですよね・・・

心淋し川

心淋し川

直木賞受賞の時代物。宮部さんが帯を書いていたので初めて読んだ作者さんの物語です。長編かと思ったら短編で、それぞれが一つの長屋を舞台にした物語でした。味わいはあり読ませますが、やはり宮部さんの方が好き。

魂手形 三島屋変調百物語七之続

魂手形 三島屋変調百物語七之続

というところで、宮部さんも「三島屋」シリーズ最新作。やはり面白い!本当にさすがのストーリーテラーです。最後にまた不穏な空気が流れ始めて、続きが気になるようになってます。

ヤマザキマリ対談集 ディアロゴス Dialogos

ヤマザキマリ対談集 ディアロゴス Dialogos

ヤマザキマリさんは、文章を書いてもすごく面白い。語彙が豊富だし、自分の考えを自分の言葉と様々な引用で伝えられる、いろいろな人と話をしても全く引けを取らず対等に話ができるすごい人だなぁ、と思います。
オリンピックに絡めてお話しされています。

【マンガ】

上記、ヤマザキマリさんの作品です。最初オリンピック推奨マンガなのかな、と思ったのですが読んでみたらそういうことではなく、スポーツとは、オリンピックとは何ぞや、といったことを投げかけるマンガでした。
非常にいいし胸に刺さるマンガです。

あさドラ! (5) (ビッグコミックススペシャル)

あさドラ! (5) (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者:浦沢 直樹
  • 発売日: 2021/04/30
  • メディア: コミック
久しぶりに浦沢直樹さんのマンガを読んでいます。20世紀少年のようなドラマチックなちょっと奇妙な世界をまた読めるなんて。波乱続きですが、まだまだといったところでしょうか。今後の展開がどうなるのか楽しみです。

へんなものみっけ! (6) (ビッグコミックス)

へんなものみっけ! (6) (ビッグコミックス)

  • 作者:早良 朋
  • 発売日: 2021/04/12
  • メディア: コミック
これも大好きな漫画です。博物館で働く人たちを描いた漫画で、博物館の裏表、職員(研究者)たちの仕事や、展示物についてのウンチクもたっぷり!
博物館大好きっ子は絶対読むべし!
大好きでなくても、知ってほしいことがたくさん描かれています。

ふしぎの国のバード 8巻 (HARTA COMIX)

ふしぎの国のバード 8巻 (HARTA COMIX)

このマンガを読んで、イザベラ・バードの「日本紀行」を買いました。
この時代の日本人の暮らしや考え方まで、マンガを読んで逆に教わっている感じです。
バードさんの紀行も風景描写が美しく、しかしリアルでこの時代の海外から見た日本や日本人を(どの様に見られていたか)知ることもできます。

とうとう、アメリカにやってきましたね~。
読み始めたら止まらない!作者さんのポテンシャルがすごい。
主人公のエネルギーに巻き込まれます。あとJAZZも好きになると思う。

今日紹介しているマンガは、全部ずっと読み続けているマンガでしたね。
このマンガも神様が出てくるマンガですが、神様が非常に人間ぽく描かれており、かつ実際に、このマンガの中では一般の人間のようないでたちで出てきます。人間に非常に近しいけれども、人間ではないところが紛らわしいというか・・・
淡々とした中にも複雑なパッションがあったりして、味わい深いマンガです。


は~~、ということで4月~5月のこれまでに読んだ本かな。
もっと読んでいるのですが、主なモノだけにしておきま~す。




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