60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

非常に見にくい画面から

パソコンがブラックアウトしてから

いっこうに何の手も打たない私です。

暗い画面に目を凝らしながら文字を打ち、

とりあえず読んだ本のリストを作成しようと

トライしています。

園芸少年」  魚住直子:著 講談社

以前本の勉強会で読みたいと思った本です。

出会った3人の少年達が、出会ったことで少しづつ変わってゆく

主人公の少年は普通の少年

無難に過ごせればいいや、と思っている子は

たくさんいるだろうと思う

無難に生活することや普通に生きようとする事って

意外と難しいのかもしれない

でも、一人ではやりにくい事も

『誰か』とだったらやれそうな気がする

そんな風にして、少しづつ3人は寄り添っていく

その風景がとてもいい。

『あのころ、先生がいた。』  伊藤比呂美:著 理論社

よりみちパン!セのシリーズ。

小中高時代の先生の思い出。

先生って何だろう。

こんなに長いあいだいろいろな「先生」と出会い

忘れてしまった先生や

強烈に思い出に残っている先生がいる

「先生との出会い」は、ただ勉強を教えてもらった

だけではない事がよくわかる

大げさに言うと

先生の生き方、考え方とか人生観なんかも

すべてひっくるめて

受け止めていたような気がする

思い出だけではなく、

少しづつだったり、大きくだったり

何か贈り物を受け取っているのですね。