60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

しまなみ誰そ彼


最近読みだしたマンガですが
LGBTを扱ったもので
主人公の、揺さぶられたり悲しかったりつらかったり
瞬間瞬間の思いが、心に苦しく響いてきます。
まだまだ世の中、多様であることを受け入れることのできない
場所や感情が圧倒的と言っていいのではないでしょうか。

私も「知っているつもり」でしたが
こんなにも大きな意味だったり、傷つけて壊してしまうようなことがある
という事を、以前より良く理解でき始めているのではないか
と、このマンガを読むことで感じています。

当事者の気持ちは、LGBTの人だけでなく
例えば発達障害精神疾患を抱えている人たちについても
同様に、当事者にしか理解しえないようなこともあると思います。

環境や立場など、様々な問題もあると思います。

でも、少しでも気持ちや状態を理解することで
それぞれが当たり前に生きていける環境に
僅かかもしれませんが
近づけていく事はできるといいな、と思います。