60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

この頃気になる本

相変わらず、本を乱読している私ですが

この頃気になってよく読むジャンルの本があります。

写真絵本と科学絵本、です。

物語にはないおもしろさが詰まっている本です。

今まで知らなかったことや気づかなかったこと

自分と違うものの見方や考え方

別の角度から見る不思議・・・

様々な要素で楽しむ事ができるのです。

もちろん知識や、楽しみだけでなく

環境問題や人権の問題といった

難しい・重い問題も扱われています。

これらは皆子供向けなので、とてもわかりやすくシンプルに

絵本を読むことによって自然に理解できるようになっているので

大人向けの、小難しい専門用語で書かれた本よりは

私などは、ずっと理解しやすいのです。

何かを知ろうと思ったら、まずは絵本から入ってみるのもいいかもしれません。

特に、いまは絵本もジャンルが多岐にわたっていますので

何か探し当てるl事が出来そうに思います。

ということで、いま私がいいなと思っている絵本を紹介させていただきます。

「くらやみでも へっちゃら」  桃井和馬・文  長野ヒデ子・絵

私たちの生活は便利になり、明かりであふれています。

確かに明るくなる事で、安全な生活を手に入れることができましたが

その中で、失ったものもあるのではないでしょうか?

明るい生活の中で、普段使わなくなってしまった五感を

暗闇にする事で、よみがえらせて見てください・・・。

「はらっぱハウス」  近藤薫美子・作

画面いっぱいにたくさんの虫たちが出てきます。

それぞれの虫たちの、生活してる様子を、ユーモラスに見せてくれています。

ページのすみずみまでよく見て楽しめる絵本です。

ひとしずくの水」  ウォルター・ウイック・作

とにかく写真が美しい!です。

ほんのひとしずくの水が、様々に変化していく様子を

美しい写真で見せてくれています。

水があることで、私たちの地球は生きています。

「生物の消えた島」  田川日出夫・文  松岡達英

大噴火のため生き物がいなくなった島に

どうやってまた新たな命が吹き込まれ、再生していくのかを描いた絵本です。

「もう 死なせない!~子供の生きる権利~」  桃井和馬・著

こどもの権利条約を知っていますか?

世界各地の紛争地で、著者が写したこどもたちの写真を見ていると

多くの戦争が早く終わり、子どもたちに平和な日がくることを願ってやみません