60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

小学校での読みきかせ

先日、小学校4年のクラスで、朝の読み聞かせをしてきました。

読み聞かせという言葉があまり好きでないので

お話をしてきた・・といつも言うのですが、実は絵本を読んでいる事が多いです。

前回もそうだったのですが、何冊か絵本とお話の本を用意していって

「今日はお話と、絵本を読むのと、どっちがいいかなぁ?」と聞いてから始めました。

子どもたちが、どっちでもいいよぉ・・という感じだったので

(ホントは絵本がいい!というのかな・・と思っていたのですが)

 「世界の民話~アナンシと五~」 実業之日本社 

という、絵本でないお話を、朗読してみました(ストーリテリングになるたけ近い状態で)

短いお話ですが、単純な話とわかりやすい展開で、

子どもたちも大いに興味を持ってくれたようで、

「1・2・3・4・5!」と数えていくときに一緒に数えてくれる子がいたり

あ~!と声を上げたり、とても反応が良かったですね。

そのあとに「おそらに はては あるの?」 

 佐治晴夫・文  井沢洋二・絵 玉川大学出版部

この絵本は、玉川大学客員教授であり理論物理者でもある著者が

子どもの「どうして夜は暗いの?」という単純な疑問に

簡単な言葉で、わかりやすく答えてくれている絵本です。

冬のこの時期は、星がとてもきれいに見えることが多いので、

この絵本を選んでみたのですが、ページをめくって話を進めていくほどに、

子どもたちから「なるほど・・」とか「へぇ~」という声がもれたのを聞いた時は

内心「やった!」という思いを隠せませんでした。

(ちょっといやらしいですが・・・)

今回は、2冊の本に興味というか同じくらいの反応が返ってきたので

とてもうれしかったです。

次回も、興味の持てる素材選びになるようにしたいですね。