小学校での読みきかせ
先日、小学校4年のクラスで、朝の読み聞かせをしてきました。
読み聞かせという言葉があまり好きでないので
お話をしてきた・・といつも言うのですが、実は絵本を読んでいる事が多いです。
前回もそうだったのですが、何冊か絵本とお話の本を用意していって
「今日はお話と、絵本を読むのと、どっちがいいかなぁ?」と聞いてから始めました。
子どもたちが、どっちでもいいよぉ・・という感じだったので
(ホントは絵本がいい!というのかな・・と思っていたのですが)
「世界の民話~アナンシと五~」 実業之日本社
という、絵本でないお話を、朗読してみました(ストーリテリングになるたけ近い状態で)
短いお話ですが、単純な話とわかりやすい展開で、
子どもたちも大いに興味を持ってくれたようで、
「1・2・3・4・5!」と数えていくときに一緒に数えてくれる子がいたり
あ~!と声を上げたり、とても反応が良かったですね。
そのあとに「おそらに はては あるの?」
佐治晴夫・文 井沢洋二・絵 玉川大学出版部
この絵本は、玉川大学の客員教授であり理論物理者でもある著者が
子どもの「どうして夜は暗いの?」という単純な疑問に
簡単な言葉で、わかりやすく答えてくれている絵本です。
冬のこの時期は、星がとてもきれいに見えることが多いので、
この絵本を選んでみたのですが、ページをめくって話を進めていくほどに、
子どもたちから「なるほど・・」とか「へぇ~」という声がもれたのを聞いた時は
内心「やった!」という思いを隠せませんでした。
(ちょっといやらしいですが・・・)
今回は、2冊の本に興味というか同じくらいの反応が返ってきたので
とてもうれしかったです。
次回も、興味の持てる素材選びになるようにしたいですね。