60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

今日のおはなし会

とても蒸し暑い中、予定通りにおはなし会が開かれました。

こわいお話の会に参加してくれたのは50人ほどの子どもたち。

1~2年生が中心ですが中学年以上の子達も参加してくれました。

始まるまで少し時間があったので手遊びをしました。

「わしのいえのわしのきに」

これをやると、みんなの気持ちが集中してくるのがわかります。

最初に絵本を読みました。(これは私が担当させてもらいました) 

「ドアがあいて・・・」

言葉の少ない事、おはなし会の導入である事などを踏まえて

選んだこの本は、ぴったりだったようです。

こわい様でこわくない・・時々くすくす笑い声も聞こえていました。

最後はほっとして終わり・・。

次は朗読です。

部屋を真っ暗にし、小さなライトの明かりの中で

ムード満点にして読みました。

「メリーさんの電話」

これにはみんなこわがっていましたねぇ。

メリーさんが電話をかけてくるたびに、だんだん近づいてくる

その辺のこわさがよく伝わっていたようです。

この読み方は成功だったようですね。

それから素話(語り)

汚れた大足がいきなりにゅっと出てきて

「あしをあらってくれ~」というお話です。

これを語るときも小さなライトの中で語ったのですが、

本人曰く初めて・・の語りでしたが、どうしてどうして

とても上手な語りで、皆聞き入っていました。

今後もぜひ語りを続けてほしいです。

そのあとは紙芝居「あめかいゆうれい」

いったん絵本のときのように明かりを戻して始めましたが

このときも、みなし~んとして聞いています。

こちらが驚くぐらいの集中力でした。

最後にペープサートで「むじな」

真っ暗にして、舞台の場所とナレータの読み手のところだけに薄明かりをつけて・・。

BGMもかけて始まりました。

おはなしそのものは短いのですが

音楽の効果と、舞台があることでまた別な意味でこわいお話を楽しんでもらえたようでした。

ホントに子どもってこわいお話がすきなのですね。

こわい?こわい!といいながら、よくもまぁ、最後まできちんと聞いてくれたこと!

今回もおはなしのもっている力に感心しました。

それと、お話をしてくれたスタッフの力量にあらためて関心もしました。

休憩を挟んで、工作の時間です。

「紙コップのオバケ」

をつくりました。

今回はビニール手袋にオバケの絵をかいて

紙コップの中からストローで吹いておばけを膨らまし

驚かせる・・という仕掛けのものです。

簡単なので、どの子も時間内に終わり

最後はみんなでいっせいに膨らましてみました。

とても楽しい時間でした。

準備は大変ですが、やはり子どもたちの満足げな顔を見ると

またやろう!という気にさせられますね。