60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

おせち料理と「普通の家族がいちばん怖い」の本

1月も終わりになっての今頃ですが

おせち料理」のおはなしです。

我が家では、自宅にいる時は必ず

お正月には「おせち料理」をいただきます。

2日前くらいから準備して

大晦日には「年越しそば」を食べ

TVで除夜の鐘を聞きつつ

新年の挨拶を家族(起きている人は)でして

元旦はゆっくり起きて

家族そろっておせちを食べる

という具合です。

おせちを食べる前の年頭の挨拶も

大切な習慣になっています。

子どもが小さい時は

本を片手に、いちいち全部作っていましたが

今は仕事もしているので

無理せず、出来るところだけ手作りで

気が向くと、年越しそばは手打ちもしています。

そんな感じにずっと続けていましたが

今年娘からけっこう衝撃的なことを聞いてしまいました。

「友達のうちはおせちは食べないんだって。

おせち嫌いだからみたいだけど

おせちって何?って聞かれた・・。」

あえておせち料理を作らないのでしょうが

知らないって・・・。

おせちを食べないお家は

パーティー風の料理になるんだろうか?

家庭でおせちを知らずに育ったら

その子の家庭もおせちは作らないのかな?とか

なんだかいろいろ考えてしまった。

我が家の場合は子どもが小さい時は

やはりおせち料理は苦手でした。

なので、子どもの食べられるようなものも

少しは用意していましたが

基本はやっぱりおせちです。

大きくなってきた今は、

みんな結構おせち料理が好きになっていて

3段重のお重に入らなくて取ってある分も含め

お煮しめ以外は、2~3日くらいでなくなります。

(お煮しめは飽きてしまうようです)

おせちは一日に2回食べる感じでしょうか。

もちろんお雑煮も。

で、思い出す本が

「普通の家族がいちばん怖い」 岩村暢子・著  新潮社

この話は、今回の私の話からすると

ちょっと飛びすぎかもしれませんが

「家庭の食」の多様さが

これを読むと納得できます。

無理やり伝統を意識付ける事は無いと思いますが

私自身はこれからも出来るだけ子どもと一緒に

季節の行事を楽しみたいなぁ

と、思っています。