60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

クロニクル 千古の闇 1

クロニクル千古の闇1

「オオカミ族の少年」 ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ:訳 評論社

だいぶ前から読みたいな・・と思っていたのですが

長いシリーズで1巻1巻が厚く

購入するには高いので

手に入りやすいところで待っていたのですが

区役所のリサイクル文庫で

なんと、タダで頂いてしまいました。

[#IMAGE|S66#]やった!!

というところで、まだ第1巻目なのですが

やはり、おもしろかった!

舞台は6000年前のヨーロッパ北西部で

森林に覆われた時代の物語です。

生きていくのには

自然への畏敬の念と畏怖と

知恵と力

が必要な時代でした。

主人公は12歳の少年「トラク」。

彼はたった一人で

大いなる世界へ踏み出さねばならなくなります。

この世界で使われる道具や物・世界観には

作者が考古学を通じて得た知識が生かされていて

ファンタジーの要素を満たしているにもかかわらず

この物語をよりいっそうリアルな感じにしています。

遠からず次の巻を探して

読みたいと思っています。

小学校高学年からがおすすめ。