『フリーク・ザ・マイティ~勇者マイティ~』 ロッドマン・フィルブリック作 講談社
けっこう前でしたが・・・読了しました。
思いのほか感動しました。
二人の少年が出会うというところから始まるのですが
それぞれ障害を抱えていて
本人たちはそのことを良くわかっています。
日常生活の中での無理解や、無遠慮な言葉。
彼らが感じている事、思っていること。
近づいたり離れたりしながら少しづつ
それぞれの世界が縮まっていきます。
無理解に対するあきらめや怒り
彼らの中で補い合える一体感、喜びを
本を読んでいると感じることができます。
素晴らしいクリスマスのプレゼント
そしてラストの「辞書」を読んでいると
喜びのような悲しみのような不思議な気持ちになり涙が出てきます。
この話が映画になったのもわかるような気がします。
福祉ボランティアをしている人、大人にもぜひ読んでもらいたい本です。