60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

語り方

昨日たまたま小沢俊夫さんのポッドキャストを聞いていて

「そうそう!」とひざを打ったものだが

ゲストに来ていた語り手の方が

一緒に楽しい雰囲気で合いの手も入りながら語り聞く、

という事を話していた。

私も語りを聞くのが好きなので聞きに行く機会もあるが

時々どうしても堅苦しくて疲れてしまう時がある。

なんだか一生懸命姿勢を正してきかないといけない、みたいな雰囲気が

ジワジワっと語り手の方からと聴き手の方から流れてきて

ピーンと張りつめた空気になってしまう。

確かにいい語り良い話かもしれないが

語りって本当にそういうものだろうか、と思っていたところ

この話を聞いたので、とっても嬉しかった。

私も、語りをする時の雰囲気は常々気楽に楽しく聞いてもらいたい

と思っていたからだ。

囲炉裏端でおばあちゃんが話すときには

そんな雰囲気だったろうと思うから。

もちろん、緊張する話の時もあるだろう(怖い話とか)

でも、空気感は違うと思う。

語り手も、ちゃんとしっかり聞けという堅苦しい雰囲気でなく

聴き手も、しっかり聞かなきゃ、失礼の無いように聞かなきゃ

と緊張して聞くのでなく

お互いにリラックスした雰囲気で語りを楽しめることが良いなと思う。