60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

昨日で一区切り



















昨日は学校の終了式

そして、離任式もあり(今年度かららしい)
私も離任式に参加しました。

そう、いよいよ雇用先の自治体から離れることになりました。

これまで長年、この自治体に学校司書配置をと願って
願いがかなって、さらに自分も学校司書として勤務することができましたが

これまで、このブログにもたびたび書いてきましたが

どうしても、学校司書の扱いがひどいとしか感じることができません。

まだ、学校や管理職が守ってくれるようなら
何とか気持ちも保ててがんばることもできたと思うのですが

勤務先の管理職はそうではありませんでした。

管理職は常に上の顔色を窺うばかりで
こちらをかばってくれるようなことはなく
むしろ、咎めたてられる方が多かった、というのが正直な気持ちです。

また、学校司書だけでなく
教職員に対してもPHとも取れることをしており
勤務環境にもさまざま問題があり
勤務校で仕事をするのには気持の限界がありました。

自治体や学校に抱いていた希望は一転
がっかりした失望感が大きく残りました。

3年半という短い間でしたが
まずは学校図書館を、ダニのいる汚い埃の積もった
まさしく段ボールの積まれた倉庫から
(ここで図書委員がカウンター当番してたの?って感じで)
ある程度整備された、資料を探すことのできる図書館に変えることはできました。

そこはやりきった感があります。

しかし、まだまだおかしな書誌情報など手を入れる必要のあるところは多いのですが
それについては、次の方にお任せする。
私は、ここまでやりました
という気持ちで、寂しいとか悲しいという気持ちは全くありませんでした。

何の打診もなく、管理職がそのように方向を決め
学校図書館や学校司書との連携が初めてな先生方と
学校図書館や学校司書を活用した授業支援とはどんなものなのか
先生方とあれこれ悩みながら連携したこと
学校司書として、資料の提供だけでない
授業支援という新たなことに挑戦する機会があったことは
本当に大変だったのですが(自分の中では)
大変な分勉強になったし自分の財産になったと思っています。

最後に、ボランティアさんに感謝の言葉をいただいたり
先生方からも感謝の言葉をいただけたときは
それが儀礼的なものだったとしても
ある種の喜びの気もちを持つことができ
ここまで頑張れてよかった、と思うことができました。

自分のやったことは無駄ではなかったと
多少不安も残しつつ思いながら
学校の門を振り向く気持ちもなく踏み出しました。

4月からは、また新しい環境で学校図書館スタッフとして
勤務を始めます。

最初は先生方へのオリエンテーションから。

こんどの所は、直接雇用ではないので
自分からたくさんの提案などをおこなうことはできません。
でも、これまでの経験は生かせると思うので
子どもたち、先生へ、本を手渡し役に立てるように頑張りたいと思っています。
(無理しないで、適度に頑張りたいと思ってます)