「かけがえのないもの」 養老 孟司・著
このところ、がんばって書き込みを続けている。
続くとやっぱりうれしい。
で、今日も読んだ本。
「かけがえのないもの」 養老孟司・著 新潮社
私が読んだのは文庫のほうでした。
この人の話は大好きです。
ご隠居の説教とか・・
ちょっとそんな感じにも受け取れますが
悪い意味でなく、年寄りが人の道を解くというか
昔は、こういう話をお年寄りがお茶でも飲みながら
話して聞かせていた当たり前のこと
なんじゃないのかなぁ・・という感じがします。
もちろん中身はちゃんと専門的なところで語っているし
いろいろな場面を切り取って解説しているし
また、かなり平易な言葉で書かれていて
例えもわかりやすいので
中・高校生が読んでもいいんじゃないかと思います。
私も自分の頭でものを考えたい。
と常に思っているし、子どもにもそう言っています。
ただ、やはり自分の頭で物を考えるには
今の世の中、情報がたくさんありすぎて
ただそこから選んでみるだけ・・みたいなところがありますよね。
人の考えをそのまま取り入れてしまえば楽だから
自分で考えて行動すると自分に責任かかるし。
でも、やっぱり「ほんとにそうなのか?」という
問いは常に持っていたいし
自分で考えて行動したい。
それは「自分」だから。
かけがえのないもの
=二度と取り返しのつかないもの・代えようのないもの
私という自然・世界という自然