今日はこの本 「孤独のグルメ」
以前もここに載せている漫画家さんの本です。
この谷口ジローさんは他にもいい本をたくさん書かれていますが
これは、その中でも家の娘のお気に入りの本です。
中年の主人公が商用での出先でお腹がすき
フラッと、その地の何気ない食堂へ足を運んで
食事を取る話なのですが。
実際にある場所の、実際の食事の風景が
緻密に書き込まれ、食事の風景もなんだかリアルです。
三ツ星とか豪華な食事といったものとはまったく違い
本当にお腹がすいて何食べようかなぁ~
と迷った末に決まった食堂だったり
ふと入ったふしぎなお店だったり
こんな外食の仕方って意外としてるんじゃないかと思います。
原作者の意図を忠実に表現しようと
時間をかけて描いているのが良くわかります。
ひとつの食事をするにもいろいろな物語があって
食にかかわる周囲の人や環境などが見て取れます。
娘は、たくさんお店が出てきて
主人公の食事をとる風景が面白いんじゃないかと思います。