60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

昨日のおはなし会

昨日の午前中はおはなし会でした。

昨日は久しぶりに調子が悪く

自分の出番終了で帰ってきてしまいましたが

出番はおはなしの最後だったのでした。

そのあと、工作の時間がありましたがそれには参加せず。

参加者は前回より少ない人数でしたが

巷では運動会がある時期なので

こんなものでしょうか。

でも今回も保護者の参加は多かったです。

お父さんの参加者も。

さて、演目

◆手遊び:「しゃくとりむし」 

          「ちゃちゃつぼ ちゃつぼ」

◆紙芝居:「世界一大きなケーキ」 古田足日:著 

◆絵本

◆ビッグブック:「もりの かくれんぼう」 末吉暁子:作  林明子:絵

◆語り:「腰折れすずめ」  

        「おいしいおかゆ」       東京子ども図書館(おはなしのろうそく)編

手遊びと語りは、私が担当しました。

「もりのかくれんぼう」のビッグブックは、とても良かったです。

大型にしても絵のきれいさはそのままだし

何より、子どもたちがかくれんぼ探しに夢中で

とても楽しんでくれたことが良かった事ですね。

語りも、人数が少なめだったこともあり

割とよく聞いてくれていて、反応も良かったです。

ここの子たちは語りをあまり聞きなれていないのですが

昔話だと自然と入っていけるのでしょう。

ただ、全体的に落ち着きのない子が多い日でした。

工作がやりたい子が多かったのかもしれません。

それと、お話ではなく、

人形劇やパネルシアターのような

演じるものを期待してきている子もいたようです。

(これは本人たちから、もうこれで終わりなの~というので、話を聞きました)

おはなし会でお話を聞きに来ている

という感覚ではないのですね。 イベント感覚でしょうか。

おはなしの面白さや、本を読むことにつなげたい

と、思っている私にとっては

この状況はちょっとどうなのかな・・と思ってしまいます。

楽しんでくれることが一番ではありますが

おはなし会で「お話を聞きに来ている子たち」がもちろんいるわけで

出来れば、「お話をみんなで楽しもう」という雰囲気を作っていきたい

と思うし、大切にしたいのです。

毎回、お話会を始める前に「お約束」を話します。

他にお話を聞いてる子のために、うるさくしないようにとか

立ち上がったりしないように、とか

やっぱり、来たくて来てる子ではないのかもしれませんね。

親に[行け]と言われてきていたり

工作目的での参加だったりするのでしょう

親御さんには、行きたくない子どもに、無理強いしないでほしいですね。

そして、もし行けというなら

是非、子どもと一緒に参加してほしいと思います。

やっぱり、親が楽しめないものは子どもも楽しめないです。

本を読まない親の子が本を読まないのと同じように。