60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

2月後半から現在までに読み聞かせした本(1・4年生)

しばらく更新が開いてしまいました。

相変わらず、いろいろな行事で図書の時間が無くなることがありますが

読み聞かせと3月に入ってから4年生には本の紹介をしています。

1年生に読み聞かせした本

「タテゴトアザラシのおやこ」(福田幸弘:写真  ポプラ社

タテゴトアザラシは2月に流氷の上で赤ちゃんを産んで

なんと子育てはたった2週間。

その間に、子どもを泳げるようにして

自分はまた北極の海の向こうに行ってしまいます。

生まれて間もない赤ちゃんのかわいらしさとたくましさを感じられる写真絵本です。

1年生はみんな声を上げて「かわいい~!!」と叫んでいました。

「これはのみのぴこ」(谷川俊太郎 サンリード)

ことばと文がどんどんつながっていく

「これはジャックのたてたいえ」の日本版の名作です。

谷川俊太郎さんはほんとにすごい。

トマトぶつけた・・の所で必ずウケていたのが可笑しかったです。

「まいて きって おいしい!ひなまつり(かがくのとも)」(小林ゆき子:さく  福音館書店

ひな祭りの前に読んでみました。

美味しそうな飾り巻のお寿司の作り方が楽しく載っています。

お家で出来たら楽しいだろうな、と思って読みました。

「ぽっかぽぽかだいすき おさるさん」(福田幸弘:写真 ポプラ社

この写真絵本も「タテゴト・・」と同じ写真家の方の絵本で、シリーズになっている絵本です。

寒い冬に、世界でここだけの温泉に入るニホンザルたち。

小さな子ザルもとっても気持ちよさそうに温泉に入ります。

子どもたちも、この気持ちよさそうでかわいい子ザルの様子が気に入ってくれたようです。

4年生に読んだ本

「せかいでいちばんつよい国」(デビット・マッキ‐:作 光村教育図書)

「ありがたいこってす!」(マーゴット・ツェマック:作  童話館出版)

貧乏な男が狭くて家族の多いやかましい家が嫌で、「ラビ」に相談しに行くと

鳥たちを家に入れろ、ヤギを入れろ、牛を入れろと、どんどん突拍子もない事を言い出します。

困った男はいぶかりながらも言うとおりにしますが、どんどん今までより困ったことになり・・。

「え~!」と言いながら楽しく聞いてくれました。

少し前に1年生に語った「のみこみとっつぁ」のようなお話です。

言うとおりにして、どんどん困ったことになるところが面白く

最後のオチでなるほど納得、できるお話です。4年生以上に向いている絵本だと思います。

本の紹介(簡単なブックトーク

もうすぐ5年生という事で

5年生に人気の本の紹介とおすすめ、1/2成人式向けの本の紹介をしました。

間に読み聞かせを1冊はさんで・・。

読み聞かせした本

「ぼくがラーメンたべてるとき」(長谷川義文:さく  教育画劇

「おおきくなるっていうことは」(中川ひろたか:さく 童心社

5年生に人気の本の紹介では

空想科学読本シリーズ」(柳田理科雄:作 メディアファクトリー

「ぼくらの・・シリーズ」(宗田理:作 講談社

新耳袋」(木原浩勝:著 メディアファクトリー

獣の奏者」(上橋菜穂子:作 講談社青い鳥文庫

これらは、みんな当日貸し出されていきました。

他に1/2成人式にちなんで

「10歳のきみへ」(日野原重明:作  富山房インターナショナル)

「いのちのお話」(日野原重明:作 講談社

を紹介しました。日野原さんの年齢に皆驚いていました。

読んでほしい本として紹介したのは

「13か月と13週と13日と満月の夜」(アレックス・シアラー:作 求龍堂

シアラーの中でも、とくに私の好きな本です。

魔女に体を乗っ取られてしまうお話ですが

転校生がきたあたりからドキドキハラハラが続いて

一気に最後まで読んでしまう感じです。

この本はなんと男子が借りていってくれました。

「ペニーの日記よんじゃダメ」(ロビン・クライン:作 佑学社)

「グレッグのだめ日記」のような感じですが、もう少し上級向けの内容です。

読んじゃだめという通り、中身は学校や友達の悪口や愚痴など。

でも大好きな馬のことはたくさん書いてあります。

老人ホームに慰問に行ったけど、そこに参加するのが嫌で逃げ出した

ペニーは、一人のおばあさんと出会います。

ラストがとてもいいお話です。

「二分間の冒険」(岡田淳:作 偕成社

「きつねものがたり」(ヨセフ・ラダ:作  福音館書店

最後の2冊は残念ながら当日貸出されませんでした。