60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

7月のおはなし会

ここ2回ほどブログ更新作業中、中身を消してしまうポカをし

気持ちがなえていた私です。

気を取り直して、昨日の報告を。

私が所属しているおはなし会グループの立ち上げというのは

もとは学校からの依頼でした。

学校で「読み聞かせボランティア」をしている所へ

学校長から「地域に開かれた学校を」という事で

自校の小学生・保護者を対象に、学校施設を使って

地域ボランティア団体による教育力活用支援をしよう!

という名目で発足したものでした。

発足当時はメンバーはみな在校生保護者でしたが

現在は1人以外は全てOBとなり活動を続けています。

他にもひとつ、遊びや地域を知る活動をするグループが同様に存続しています。

で、おはなし会を行う日は

土曜日、学校の施設を使用。

という事になっています。

打ち合わせや、小道具の作成、保管などは学校でやらせていただいてます。

ま、学校の児童のみ対象なので(保護者以外の地域の人は対象になりません)

ある意味当たり前かもしれません。

で、7月7日の昨日のおはなし会。

ちょっとテーマが散漫になっていたかとは思いますが

最終的には怖い話メインになりました。

おはなし会の中身は

1、絵本「たかこ」

平安のお姫様が現代の学校へ転校してくるお話ですが

「たかこ」の平安朝の言葉使いが面白く読める本です。

色や柄もはっきりしているので読み聞かせ向きだと思います。

2、絵本「おこだでませんように」

読んだメンバーは、毎回泣きそうになる・・と言っていましたが

親はもちろんですが、子どもたちにも共感できる絵本ではないかと思います。

「おこだでませんように」は七夕が出てくるお話なので、このあとに

3、七夕について載っている本の紹介。

他に、年中行事の本や、星座の本などを紹介しました。

どれもこの小学校の図書室にある本です。

4、素話「百曲りの河童」

5、絵本「いるの いないの」

確実に怖い絵本です。1人に読み聞かせするより大勢向けにする方がトラウマが少ないかもしれません。

6、ペープサート「むじな」(BGM付)

「むじな」は「怪談」の中におさめられているお話のひとつです。

休憩

7、工作:ビー玉ゴマ

でした。

今回参加者のドタキャンがなく、申込者全員の参加となりました!(今迄で初めてくらいかも)

お話だけでなく、出来ればお話に関連した工作なんかもあるといいかも

とはじまった工作の時間ですが

これが目当てで来る子も多いのです。なにせ参加費無料ですから。

工作も、何にしようかの案と準備が結構大変です。

おはなし会の練習もそこそこに工作準備になってしまう事も。

まして保護者がいなくなり、仕事をしているメンバーが増えたので

集まるのも大変なことがままあります。

それでも続けてるのは、やっぱり、楽しみにしてくれている子がいること、でしょうか。

今年の1年生は、話の間に茶々を入れることもなくよく聞いていたな、と思います。

絵本の読み聞かせも、素話も、怖い話も、それなりに盛り上がって楽しいおはなし会になったようです。

BGM付のむじなは以前にもやっていたもので

今回も同じような反応だったですね。

真っ暗な中怖いBGMが流れ怖い話をする、ので、みんなシーンと聞けないんです。

ペープサートを見ながらこそこそ話をしています。

ピッチリと体をくっつけあって、怖いけど見たい・・という感じで聞いています。

ただ、工作の時間になったら説明が聞けない聞けない・・。

何度も、聞かないと続けられないよ!と言っていました。

時間内に無事終了し、片づけをして帰ることが出来ました。

おはなし会では毎回、団体保険をかけています。

一応、工作をしたりもするので何かあった時のためにという事です。

また、区からの補助金が少額ですが出ているので

(だから工作の材料を購入し、無料で参加できるのです)

区の方へ毎年度末に報告書を提出しています。

もちろん年度初めにメンバー登録や年間計画等の書類も提出しています。

また、今年もおはなし会は続きます。

あと3回くらいできる予定です。

来週反省会なので、次回の予定を決めていきます。