60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

今年度最後のおはなし会終了

本日、今年度最後のおはなし会をしました。

もうすぐ雛祭り、という事で「ひな祭り」ではなく

「人形」にちなんだテーマでおはなし会をしました。

その中で唯一毛色の違うのをやったのは私です…。

私は今回も語りで

「おまんじゅうのすきなとのさま」を。

テキストのいいのがなかなか見つからず

公共図書館でやっと見つけました。

「語り聞かせのためのむかしばなし集」(村上春夫:著 黎明書房)

今日の参加は子どもが30人程でしたが

だんだん語りにも慣れてきて

「想像するんだよね!」

などと話している子もいました。

おまんじゅうがどんどん大きくなってくるのと

お殿様が「もっともっと」という所

それから、「小さく小さく」と言っているのに

大きくしてしまう所は、結構な笑いが起こっていましたよ。

今回もよ~く聞いてくれ楽しんでくれたようです。

良かった!!

プログラムは

①大型絵本「くまのコールテンくん」 (ドン・フリーマン:作  偕成社

②絵本「かしこいビル」 (ウイリアム・ニコルソン:作  ペンギン社)

息子が幼稚園の時大好きだった絵本。

この絵本、幼児向けと思われるかもしれませんが

4年生の男の子も食い入るように見てました。

賢いの意味がよくわからなかった子もいましたが

誰も突っ込みを入れずじわじわと絵本に近寄ってきて見入っていましたよ。

ビルが忘れられる場面では「ああっ!」と声を出している子もいました。

この絵本の「凄さ」と子どもの心に近い「すばらしさ」を再実感しました!!

③語り「おまんじゅうのすきなとのさま」

④ペープサート「すずの兵隊」 (アンデルセン:原作 )

このお話は、英語の本と翻訳絵本とを参考にしながら

全てオリジナルで仕上げました。

久しぶりに新作のペープサートを作りましたが

BGM付にしたのも非常に好評でよかったです。

BGMはクラッシック曲を選曲し合わせました。

結構ドラマチックになりました。

クラッシックは偉大です!

4年の男の子が「おもしろかったよ」と言ってくれたのがうれしかったです。

彼は1年からずっとおはなし会に参加してくれている子なのですが

ホントは工作の方が好き…なのです。

お母さんに行けって言われるみたいなので参加しているようですが

なかなかこんな感想を言ってくれないので

今回のお話は、何か心に残るものがあったのでしょう。

⑤工作:「お雛さまカード」

大きめのカードの台紙に、折り紙でお雛様を折って飾りつけするものです。

折りたたみできるのでしまうのも簡単です。

お雛様とお内裏様を折り紙で折ってから、

台紙に屏風とぼんぼりを貼り付けます。

サンプルがないのですが、そのうちアップするかもしれません。

結構素敵なカードになっていると思いますよ。

今年度も無事、全4回のおはなし会を終了しました。

チームワークの良さに感謝します。