60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

学校図書館司書配置についての最近の私見まとめ

学校図書館司書配置に対する私のツイッターでの意見をまとめてみました。

環境整備するにも、専門知識があるとないとでは違いが大きい。書架整理には基本的にまず分類が頭に入っている必要があり、そこからその学校独自の配架を考えていくことになるだろうし、図書ラベルにしても、どのようにつけるかは専門知識が必要。(続く)

続き)子どもたちへのオリエンテーションにしても、学年に合った内容のオリエンテーションを考えていくのは、それなりの専門知識がないと難しい。準備もあるし。補修にしても、その方法や道具をわかっている人でないとボランティアさんに教えられないし、横浜はむしろボランティアさん上手かも。

(続き)さらにボラさんで言うと、横浜は長く学校司書が入っておらず、でも何とかしたいと思うボラさんが多く(温度差はあるにしても)勉強熱心で、ボラさん以上の仕事をされている所もある。そんな人たちの中では、専門知識のない人が学校司書として入っても受け入れられにくいだろうと思われます。

(続き)であればこそ、なおさら有資格者であることは大事かな、と思います。もちろん学校図書館運営経験がある事は大事だと思いますし、その経験内容にもよりますよね

私たちのような関係者だけでなく、小中学校の保護者の方や市民の方にも関心を持っていただき、学校司書の役割や学校司書がいると学校図書館と子どもたちが(先生も)変わっていくんだという事を知ってもらい、さらに後押しをしてくださるような環境になるといいなと思います

勉強熱心で長い間ボランティアで頑張って来られている方も多いので、そんな方の中には、ボラだとやりたいと思っても制限あるしボラがやり過ぎると司書が入れないと思ってセーブしている方もいると思います。実際ボラではできない仕事だとは思います。

動き出しても課題は多く、地域単位の横の繋がり・コミニュケーションやスキルアップの研修、また公共図書館との連携方法など、対応をどうするのか早めに考えていかないと実際に始まってからでは非常に混乱するかなと思われます

ベースになるマニュアルはコミニュケーションのうえで必要ですし、なにより学校によってまちまちな運営方法というのは何かあった時に取りまとめるのが大変。まとめる人も必要だと思うし、開始前の事前研修も必要。だからその前に基本マニュアルを作る必要もあると。