60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

11月に入ってからの読み聞かせ

11月に入っての読み聞かせた本

1年生

「いちねんせい」から 「わるくち 」 (谷川俊太郎:作  和田誠:絵 小学館

最初は何かな、といった雰囲気でしたが、変な悪口の言い合いに、すぐに皆に受けていました。

「どんぐりころころ」 (大久保茂徳:監修 片野隆:写真 ひさかたチャイルド)

生活科でドングリひろいをして工作をする予定があったのと、秋にかけて

他のどんぐりの本も紹介しました。

「おおきな おおきなおいも」 (福音館創作童話シリーズ 赤羽末吉:絵 福音館書店

 

幼稚園で読んでもらった子も多い本ですが

この本は先生もとても楽しんで聞いてくれていました。

何ページにもわたるおいもの大きさに圧倒される子どもたち。

おならで空へ飛んでいく愉快な場面など

いつになっても、この楽しさ和変わらない物ですね。

「おならうた」(谷川俊太郎:作  飯野和好:絵  絵本館)

どちら(この詩と「おおきなおおきなおいも」)を先に読んでもいいかなと思うのですが

おならとことば遊びの愉快な詩

こんな詩は、低学年でもとても楽しめます。

4年生に向けて読んだ本

「坂田寛夫詩集」から「どうしておなかがへるのかな」 (坂田寛夫:詩  角川春樹事務所)

読みだして少しすると、「あ!これしってる!」 という子がちらほら。

童謡になった詩もたくさん書いていることを紹介しました。

「こどものころにみた空」(工藤直子詩集)から「ぷりん」  (工藤直子:詩 松本大洋:イラスト 理論社

好きな子も多いであろう「プリン」を題材にした詩。

大好きなプリンだから、ゆっくり味わって食べたいな、もう少し食べたいな

という気持ちを共感できる詩でしょうか。

「思ったことを素直に言葉にして詩をつくる」

というのは、実は子供の方が凄腕だとは思います。

新美南吉童話集 がちょうのたんじょうび」から「去年の木」 (新見南吉:作 小峰書店

新美南吉の有名なものは、長い文章の絵本、読み物などが多いのですが

この童話集に入っているものは長さもちょうどよく、文と挿絵の分量的にも

中学年には読みやすいのではないかと思います。