11月に入ってからの読み聞かせ
11月に入っての読み聞かせた本
1年生
「いちねんせい」から 「わるくち 」 (谷川俊太郎:作 和田誠:絵 小学館)
最初は何かな、といった雰囲気でしたが、変な悪口の言い合いに、すぐに皆に受けていました。
「どんぐりころころ」 (大久保茂徳:監修 片野隆:写真 ひさかたチャイルド)
生活科でドングリひろいをして工作をする予定があったのと、秋にかけて
他のどんぐりの本も紹介しました。
「おおきな おおきなおいも」 (福音館創作童話シリーズ 赤羽末吉:絵 福音館書店)
幼稚園で読んでもらった子も多い本ですが
この本は先生もとても楽しんで聞いてくれていました。
何ページにもわたるおいもの大きさに圧倒される子どもたち。
おならで空へ飛んでいく愉快な場面など
いつになっても、この楽しさ和変わらない物ですね。
どちら(この詩と「おおきなおおきなおいも」)を先に読んでもいいかなと思うのですが
おならとことば遊びの愉快な詩
こんな詩は、低学年でもとても楽しめます。
4年生に向けて読んだ本
「坂田寛夫詩集」から「どうしておなかがへるのかな」 (坂田寛夫:詩 角川春樹事務所)
読みだして少しすると、「あ!これしってる!」 という子がちらほら。
童謡になった詩もたくさん書いていることを紹介しました。
「こどものころにみた空」(工藤直子詩集)から「ぷりん」 (工藤直子:詩 松本大洋:イラスト 理論社)
好きな子も多いであろう「プリン」を題材にした詩。
大好きなプリンだから、ゆっくり味わって食べたいな、もう少し食べたいな
という気持ちを共感できる詩でしょうか。
「思ったことを素直に言葉にして詩をつくる」
というのは、実は子供の方が凄腕だとは思います。
「新美南吉童話集 がちょうのたんじょうび」から「去年の木」 (新見南吉:作 小峰書店)
新美南吉の有名なものは、長い文章の絵本、読み物などが多いのですが
この童話集に入っているものは長さもちょうどよく、文と挿絵の分量的にも
中学年には読みやすいのではないかと思います。