60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

盛り沢山だった三学期のはじまり(読み聞かせの話ではありません)

長い冬休みも終わり、学校モードへ突入しました。

書架の棚の上にはしっかりとホコリが積もり

初日は掃除する暇がありませんでしたが

2日目の昨日は、何とか授業前に棚上(のみですが)の掃除をすることが出来ました。

しっかり掃除したり片づけたり出来るのは

週の勤務のうち、1・2時間くらいしかないので貴重です。

この時間も、他のことを優先させねばならず出来ないこともままあり

私としては書架にホコリが積もっていく状態は不本意なのですが

見過ごすことも・・。

それから、図書の授業の初日があり冬休み貸出の返却。

1年生以外は基本的に自分たちで書架へ戻してもらうようにしているのですが

冊数が多いからか余計に返却がいい加減になっています。

借りた本をまとめて書架に突っ込んだという風情のものもあり・・。

初日は書架がかなりひどい状態になってしまいましたが

書架整理がしきれず、翌日に1時間程かけて整理しました。

勤務校の図書館は、いち室内ではなく、左右に教室のあるフロアーの真ん中にある感じで

オープンで書架が多く広いので(カウンターの左右に書架が広がって設置されている感じです)

子どもたちの返却の様子をすべてチェックすることが出来ないのです。

結果、授業が終わったあたりで書架整理をする事が増えるのですが

返却冊数が多ければ多いほど、整理することが増えていくような感じです。

1年生以上には、オリエンテーションで分類やラベルの説明もしているわけですが

残念なことに、なかなか浸透していきません。

そして初日1年生が来ている図書の時間に、緊急地震速報のアナウンスが入りました。

この学校での緊急地震速報は初めてでしたが

音量が大きくて、久しぶりのカウントダウンにびびりました・・。

そうはいっても、フロアーで本を探してウロウロしていた子たちをみつけて

すぐに机の下へ誘導するなど、やるべきことはしなければなりません。

先生と一緒に子供の様子を見、取りこぼしの子がいないか書架周辺を見て回るなど

フロアーが広いので、すぐに子どもたちの様子が把握できないのはネックです。

今回はほとんど揺れを感じることもありませんでしたが

もしまた大きい地震が来て、しかも図書の時間で子どもたちがいたら

という事を、もう一度頭に入れて対応を考える必要があるかもしれないと思いました。

学校としての避難対応はありますが、私たちがいる所での対応にはしっかりしたマニュアルがありません。

ヘルメットはありますが、子どもたちの様子を見ていたら

ヘルメットを取りに行ってかぶっている時間もないのでは・・と、ふと思いました。

2日目には不審者訓練もありました。

図書の時間に来ている子たちが隠れる場所が、ここにはありません。

地震の時のように机の下に隠れても意味がないので)

近くの教室に入れてもらって隠れるのか、どうするのかマニュアルがなかったようで

先生からどうしたらいいですか?と聞かれてしまいました。

すぐ横に高学年の教室があるので、そこへ一緒に隠れさせてもらうのが一番だと思うのですが

今月の司書教諭の先生との会議には、どうしたらいいのかをお話させていただくつもりです。

と、たった2日ですが、図書の時間以外に対応することも資料収集依頼も多く

なんだか盛り沢山な2日になったわけです。