60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

年度末に必要な業務

久しぶりの投稿になりました。

毎日がアタフタと過ぎていきます。
気がつくと1年がたとうとしているなんて
なんだか嘘のようです。
これまでで最も早く感じられた1年ではなかったでしょうか。

さて、3月は年度末。

学校図書館も、年度末のまとめと新年度の準備をしていかなければなりません。

【統計】

年度末のまとめとしては
1年間の統計を出して記録することが大事ですね。

今年度の総貸出し冊数(各学年ごとにまとめたり全体のものを出したりなど)
前年度の数字と比較することで、次年度への課題が見えてきます。

【リスト】

また、図書の時間でどんなことをしたのか
授業支援でどのようなことをしたのか
時系列・学年別でリストを作っておくなどすると、次年度への参考になります。


1年間の学校図書館の様子を図書担当の先生にお知らせすることも大切なことではないでしょうか。
また、このことで図書担当の先生と次年度の計画を立てることができるようになりますね。

【お便り】

図書便りに統計情報を載せるのもいいでしょう。
多読者の冊数や多く読まれた本の紹介など、年度末のお便りに載せる方も多いと思います。

【返却・督促】

それから大事なのは、6年生や中学3年生など卒業する児童生徒・転出者の貸出図書の回収です。
ちゃんと返却してくれている子はいいですが
未返却のまま延滞になっている子へは、卒業や引越しの前にしっかり督促をして返却してもらわなければなりません。

本を持ったまま卒業・引越ししてしまうと、本の返却が難しくなる場合が多いです。
早めにチェックし担任の先生に協力していただき本を返却してもらいましょう。
先生への貸出図書も同様に行いましょう。
先生も意外と本を持って移動してしまう場合が多いようなので、気をつける必要がありますね。

【蔵書点検】

蔵書点検を行う学校も多いと思います。
蔵書点検で書架整理をしながら、新年度に購入する本のチェックをしていくといいでしょう。

【新年度準備】

そのほかに
新年度の準備は、進級処理の準備やそのあとのオリエンテーションの準備だったり
環境整備や掲示などの飾り付けでしょうか。

休みの間でないとできないことも多いと思います。
春休み中は意外と短いので、計画を立てながら新年度の準備をしていきましょう。

【引継ぎ】

もし、3月いっぱいで移動・辞める場合は、次の人と引継ぎができるなら
しっかり引き継ぎできる日を確保して大事なことを伝えていきましょう。

やり残したこと・できなかったことなどリストを作っておいたり
その学校独自のやり方の様なものがあれば、そういうことも伝えておくと
次の人の仕事がスムーズに行くでしょう。

引継ぎができない場合もありますが、そういう場合は
できる範囲で資料を残していけるといいのではないでしょうか。


年度末から新年度は思った以上に忙しいと思いますが
早めに計画を立てながら、少しずつ準備と作業をしていけるといいと思います。