60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

蔵書点検と未返却本

来週から蔵書点検がありますが

3月からずっと続けている督促にも拘わらず

なかなか本が戻ってきません。

先生の中には、個人個人へしっかり伝え長期延滞者には保護者へ連絡をする

という対応をしてくださる方もいますが

その場で注意・・で終わってしまう先生も多く

また、本人が返した戻した、と言い張っていると

それ以上追及しきれないため、不明本扱いになってしまう事もあります。

ただ、「返した」と言って後から出てきたり教室内にあったりすることは

とても多いので、春休みになったら教室内を捜索することは欠かせません。

実際、机の中・ロッカーの中等

こんなところに~!という事は非常に多いです。

家にある、と言ってもって来ない子も多いです。

私の勤務校では5年生以上の「紛失」の場合は「弁償」してもらうことになっています。

が、中には同じものを買ってくることも難しく

また、弁償扱いにするか難しい場合もあり

一つ一つの対応に苦慮します。

どうか家庭でも、学校で借りた図書の扱いをよく管理してほしいなと思います。

また、子どもの話をうのみにせず督促状が頻繁に来るからとクレームをつけないで

どうしてそうなのか、子どもときちんと話し合ってほしいなと思います。

そうして始まる蔵書点検なので

不明本の数がどのくらいになるのか・・・

今までのスタッフの方からは

大体200冊程度は毎回出てしまう、とのこと!

学校中を探索して100冊ほどに減るようですが

それでもこれだけの冊数が不明、というのは大変なことです。

確かにオープンで目が届きにくい図書館なので

気づかれないよう持ち出しできるといえば出来ますし

こっそり返そうとすれば返せます。(返却手続しないで、という事です)

先日の会議で、たまたま副校長先生が対応されその話を聞かれて

「これではいけませんね」と朝の会議で先生方に声掛けをしてくださることになったので

先生方にも危機感を持っていただけるかな、とは思います。

今後の改善につながればいいな、と思います。