蔵書点検と未返却本
来週から蔵書点検がありますが
3月からずっと続けている督促にも拘わらず
なかなか本が戻ってきません。
先生の中には、個人個人へしっかり伝え長期延滞者には保護者へ連絡をする
という対応をしてくださる方もいますが
その場で注意・・で終わってしまう先生も多く
また、本人が返した戻した、と言い張っていると
それ以上追及しきれないため、不明本扱いになってしまう事もあります。
ただ、「返した」と言って後から出てきたり教室内にあったりすることは
とても多いので、春休みになったら教室内を捜索することは欠かせません。
実際、机の中・ロッカーの中等
こんなところに~!という事は非常に多いです。
家にある、と言ってもって来ない子も多いです。
私の勤務校では5年生以上の「紛失」の場合は「弁償」してもらうことになっています。
が、中には同じものを買ってくることも難しく
また、弁償扱いにするか難しい場合もあり
一つ一つの対応に苦慮します。
どうか家庭でも、学校で借りた図書の扱いをよく管理してほしいなと思います。
また、子どもの話をうのみにせず督促状が頻繁に来るからとクレームをつけないで
どうしてそうなのか、子どもときちんと話し合ってほしいなと思います。
そうして始まる蔵書点検なので
不明本の数がどのくらいになるのか・・・
今までのスタッフの方からは
大体200冊程度は毎回出てしまう、とのこと!
学校中を探索して100冊ほどに減るようですが
それでもこれだけの冊数が不明、というのは大変なことです。
確かにオープンで目が届きにくい図書館なので
気づかれないよう持ち出しできるといえば出来ますし
こっそり返そうとすれば返せます。(返却手続しないで、という事です)
先日の会議で、たまたま副校長先生が対応されその話を聞かれて
「これではいけませんね」と朝の会議で先生方に声掛けをしてくださることになったので
先生方にも危機感を持っていただけるかな、とは思います。
今後の改善につながればいいな、と思います。