学校図書館で思うこと
昨日の勉強会の講座でお話を聞いて
思いを再度新たにし(毎回のように人の話を聞くと思うんだけど)
学校図書館と学校司書について考えました。
以前にもブログにのせていますが 子どもと本と学校図書館
このころとほぼ思いは変わっていませんね。
特に、自分で本を選べない・探せない
何を読んだらいいかわからない
つまり、
本を読むことを幼児期からしていなかった子供たち
自分のそばに本がある環境ではなかった子供たち
が、小学校へあがってくると
図書の時間に本をかりよう、といってもどうしていいかわからない
ということになるのではないかと思っています。
読み物でなくても、虫でもサッカーでも、そういう本を読んだり見たりした経験があれば
好きな子はそういう本を探して借りようします。
でも、読書体験のない子は、何をどうしていいか困ってしまうのですね。
また、文字の読めない子もどうしていいか困る子の範疇に入ります。
1年で字を習っていないから、でなく
文字を読むこと自体に困難を覚える子
文字を認識できてもそれを読むことが困難の子
そういう子は、中学年・高学年にもいるかもしれません。
本を手渡ししていく中で、そのような子に気づいてあげられることも
学校図書館に人がいるからなのではないでしょうか。
そして、そのような子たちに豊かな本の世界を楽しんでもらうためには
どうしたらいいかと考えることができるのも
学校図書館に人がいるからこそで
学校司書の大切な役割の一つになっているのではないかと考えます。