60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

「モモ」

最近寝る前の本読みをしていて

数日前からエンデの「モモ」を読んでいます。

長いので、1~2章づつ読んでいますが

先日読んだ部分では、子どもたちが空想で遊んでいて

(船に乗って探検している)自分たちに名前をつけているのですが

モモの名前が「モモザン」というのですぐにわかり

子どもが大うけしていました。

主人公の「モモ」は、人の話をとても上手に聞くことが出来る子どもです。

上手に・・というのはちょっと語弊があるかもしれません

人が何を言おうとしているのか、何が言いたいのか

一生懸命、わかろうとする気持ちがある・・というのでしょうか?

人の話に一生懸命(しかも常に)耳を傾ける・・ということは

大人でもなかなか難しい・・というか大人だから

途中まで聞いてわかった気になって、最後までちゃんと話を聴かないで

意味を汲み取った気になってしまう・・

そんなところを改めて指摘されたようで、はっとしてしまいます。

最後まで、読み通せるか・・聞いてもらえるか

ちょっと時間がかかりそうですが

楽しみが増えた感じです。