語りを聞く
先日、地元の地区センターでおはなしフェスティバルがあり
図書館と隣接しているので
本を借りるついでに、久しぶりに「大人に向けた語り」を聞いてきました。
時間があまりなかったので(お昼をはさんでいたというのもありますが)
3つしか聞けませんでしたが
語りの世界を堪能しました。
私が聞けたのは
「像のふろおけ」
「炭焼長者」
「ききみみずきん」
の3つです。
最初の「像のふろおけ」は外国の昔話で、インドのおはなしだったかな?
白い象の欲しい王様に、日ごろ仲の悪い陶器屋が洗濯屋を困らせてやろうと、
隣の洗濯屋なら灰色の像を真っ白に洗ってくれますよ、と王様に言いつけるも
洗濯屋の知恵で、逆に陶器屋がやり込められるお話。
後の二つはなじみのある日本の昔話ですが
「ききみみずきん」は
私の知っている出だしにもう少しお話を足してある感じでした。
日本の各地に伝えられているというので、少しづつお話が違っているのでしょう。
昔話の語りは、その地方の方言で語られると
グッと話に深みというか面白味が増す気がします。
聞いてても心地いですし。
ただ、100%の方言だと通じなかったりもするので
(笑えるところが笑えなかったり、という場合には困るので)
多少共通語に近づける必要はあるのかもしれません。
ますます語りにはまっていく私でした。