60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

10月以降のその後

間があいてしまいましたが

続きをいきたいと思います。

10月後半からは、教科書の読書案内のページの載っている本の紹介をしていました。

各学年毎図書の時間に、大体2・3冊程度の本を紹介していきます。

読み聞かせ出来るものは読み聞かせするなど

1冊の本に対して少し時間をかけて紹介するようにしました。

以前は、まとめて4・5冊紹介し、さらに関連本も紹介していたので

紹介の回数的には少なくて済んだのですが

それだと、子どもたちの耳と頭に入っていかないので

今回は以前からの紹介法を変えました。

1つの作品の紹介と・関連本の紹介に時間をかけることが出来たので

今回の子どもたちの反応はとても良く

紹介した本は、その場で借りられていく、といった感じになり

(以前は各クラスの紹介が終わるまでは借りられなかった)

予約もつき、またクラス内で読み合うといった様子が見られ

私としては、とてもうれしい形になりました。

5年生は図書の時間数が少ないので

2回に分けての紹介となりましたが、それでも昨年より反応がよく

貸出につながった、こともうれしかったことの一つです。

私の担当は1・2・3・5年でしたが

1年で人気があったのは

「ふしぎなたけのこ」

「王さまと九人のきょうだい」

ライギョのきゅうしょく」でした。

2年生では

「せんたくかあちゃん

「なんでもふたつ」

「おとうとは青がすき」

3年生では

「どんぐりやまのやまんばあさん」

「大どろぼうホッツェンプロッツ」

「ちびドラゴンのおくりもの」

「つるバラ村のパンやさん」

「人気もののひみつ」

5年生では

「ブンダバー」

「クローディアの秘密」

「弟の戦争」

クローディアはタイムリーなことに「メトロポリタン美術館展」開催中でした。

それぞれシリーズのあるものはそちらもかなり借りられており

まだ人気のものの貸出は続いています。

11月の3週目までくらい紹介は続き

終了が早かったクラスから通常の読み聞かせ等が始まりましたが

祝日やテスト等で、授業がなくなったり貸し借りだけになったりしているので

少しクラスで格差が出てきているかな。

2年生は語り

「ききみみずきん」と「うまかたやまんば」を。

最初「ききみみずきん」を一クラスにしてみたのですが

私が練習しているうちに、ちょっとつまらないと感じてしまったこと

子どもたちの反応も今イチだったこと、で

語りを「うまかたやまんば」に変更しました。

中二日の練習でしたが、自分でも結構な集中で覚えられた気がします。

完ぺきではありませんでしたが、かなりこちらもリラックスして語れたし

聞き手の子どもたちも楽しんでくれました。

「うまかたやまんば」のテキストは、

赤羽末吉さんが絵を描かれている絵本のものにかなり近いです。

実は昨日3年生にもしましたが

この3年生のクラスは非常に反応がよく

いちいちリアクションしてくれて、こちらものって語ることが出来ました。

ほんとうは「ちいちゃい ちいちゃい」を語ろうと思っていたのですが

それだと、短くて物足りないかなと、急遽こちらに変えました。

他に2年生では

「あたまにかきのき」(小沢正:文 田島征三:絵 教育画劇

単元で「落語の話を聞き、続きを考えよう」というものがあります。

教科書に紹介されているおはなしに似た内容だったので

先生におたずねしたところ、もう内容に入っているので読み聞かせしてもかまわない

という事で、読ませていただきました。

発想が飛んでいく内容は、続きを考えるヒントにならないかな、と思ったので。

1年生には

「みんなで、どうろこうじ」(竹下文子:文 鈴木まもる:絵 偕成社を。

今年は通常より早く単元が進んでいます。

本来なら年明けの「はたらく車」の単元をもう始めるとのことで

この絵本を選んで読み聞かせしました。

読み終わった後、男子が面白かった!と話していたので

男子心をくすぐる絵本には間違いなさそうです。

その後、働く車に関連する図書資料を集め、学年貸出をして1年生のクラスまで持っていきました。