12月に入ってからの読み聞かせ&ブックトークの本
早いもので師走中盤。今年もあと2週間と少し。
気が付けば、あっという間の1年でした。
学校としては3月まで年度は続きますが
気持ちの中で、一つの区切りがつきますね。
12月に入っての1・2・3年の読みきかせ
1年は
「はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー」 (バージニア・リー・バートン 福音館書店)
くらしをまもる車の単元と冬に絡めて読んでみました。
もうひとつ
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」(バージニア・リー・バートン 福音館書店)
こちらは別のスタッフが読んでくれました。
どちらも、ワクワクするようなお話ですね。
今週は
「きょうりゅうたちがかぜひいた」 (ジェイン・ヨーレン:文 マーク・ティーグ:絵 小峰書店)
ただ今、ノロウイルス警報発令中。
ということで、風邪をひかないように予防と
ひいてしまったらちゃんとお薬飲んで寝てようね、というお話。
大きな体のきょうりゅうたちの様子が可笑しカワイです。
2年生には
「くんちゃんとふゆのパーティー」 (ドロシー・マリノ:さく ペンギン社)
くんちゃんシリーズの1冊。
あたたかい家族の様子がホッとする1冊です。
ゆきぐまやツリーの飾りつけをするところは子どもたちも楽しむ場面。
クリスマスと冬の雰囲気を味わえる本ですが
くまの冬ごもり、という事もちょっとインプット。
来年の授業の前に下準備しておいたりして…。
3年生
「まだまだつづきがあるのです」 (カンタン・グレバン:さく ほるぷ出版)
「まだまだつづきがあるのです」の繰り返しと、ラストが何とも愉快な絵本です。
つい「まだまだ…」と一緒に言ってしまうのですよね。
「くひぐまのふゆごもり」 (加納菜穂子:著 新日本出版社)
この絵本は古いものですが、ヒグマが冬ごもりを始める様子や
冬ごもりをしている間のことが丁寧に説明され
冬眠の単元にはぴったりの絵本です。
読み聞かせには少し長い感じではありますが
みんなよく聞いていましたよ。
そして、今週2年生は先生からの依頼で、冬休みにおススメの本のブックトークをしました。
年明けで、子どもたちが自分たちのおすすめの本を紹介する、という事をするので
休みの間に何か読み物の本を借りて読んでほしい
という事と
紹介するときのいろいろな手法を見せてほしい、というものでした。
なかなか内容的に盛り沢山なのですが
紹介する本を
シリーズものでみんなが出来るだけ借りられるように、と
でも紹介する本は4冊程度に絞る、と
話だけの紹介でなく、指人形や道具を使って紹介する
で、組み立てしました。
2年生によさそうなシリーズで
先生は「ゾロリ」「怪談レストラン」シリーズはもうみんなが知っているし、
出来ればそれを借りずにほかのものを読んでほしいという事なので
エルマーのぼうけん(R・S・ガーネット:作 福音館書店)
へんてこもりシリーズ(たかどのほうこ:作 偕成社)
おやすみシリーズ(村上しい子:作 PHP出版)
2年3組ワハハぐみ(薫くみこ:作 ポプラ社)
などから選んで紹介していきました。
ウーフは指人形(子供たちもまねできるように紙で作りました)
ぞくぞく村はペープサートのようにして
へんてこもりは出てくる動物たちの絵を、お話のように黒板に並べて貼ってみたり
エルマーは、アニマシオン風にかばんの中身を(絵や写真に写したものを)出しながら黒板に張り
動物たちの絵も貼って、どの動物に何を使ったか?
を知りたかったらお話を読んでね…という風に紹介していきました。
エルマーのはまだ学校なので載せられませんでした。
もちろん、これは借りなきゃダメというものではなく、
自分で読み物を選べない子たちのために紹介したものですので
他に借りたい読み物があればそれでよいのですが、おかげさまで売れ行きは良く
ほとんどはけてしまいました。 まいどあり~!
もりだくさんでした!!