学校図書館への意識
9月も2週目に入り、通常モードに戻ってきました。
月曜はフル5コマの図書の時間が入っています。
月曜は祝日で休みになる事が多いので
月曜に図書の時間が入っているクラスは残念です。
特に1~4年は休み時間の利用が出来ないので
つぶれてしまう時は、何とか別の曜日に図書の時間を確保してもらえるように
先生方にお願いして回る事は多いです。
先生方は忙しい中、何とか図書の時間を捻出できるよう考えてくださる方が多いです。
もちろん図書の年間時間が確保されている、という事もありますが
別の授業に振り替えることもできるものなので
この辺は先生方の配慮へ感謝すべきところです。
このように、勤務校では先生方の図書館利用の意識が
比較的根付いていますので
図書の時間確保への動きが出来るという事になるのですが
この辺は、これまで勤務校で
学校図書館運営に携わってきたスタッフ(司書)の積み重ねてきた
「信頼」というものがとても大きい、ともいえると思います。
調べ学習を図書館利用の中で行う事がなかなか難しいのは現状ですが
それでも、そうしたことへの意識を持つ先生方が増えてきていること
図書館へ本を借りに行こう、と思ってくださること
そういったことの中には、今までのスタッフの積み上げてきた
努力とか信頼関係があってこそのものか奈と、思います。
私の経験で言うと、学校は概して外部のものを受け入れるのに非常に時間がかかります。
今は、地域力とか交流などの名目で
開かれた学校というものをアピールしていますが
そんな中でも、学校に入って何かをする場合には部外者という感じは否めません。
もちろん学校も、秘守義務や子どもを守る、と言ったことがある訳で
学校側を責めているわけではありませんが
信頼してもらえるまでには3年くらいはかかるな、と思います。
なんか、話がそれてきたかな。
そんなわけで信頼関係を築くには時間がかかる、という事を言いたかったのですが
時間をかけて作ってきたものが、あるという事ですね。