60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

授業支援と研究授業と勤務時間と

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、今月からいよいよ今年度の研究授業が始まります。
(ほぼ月2回の割合で行われます。)
 
最初は3学年、次が4学年という感じで
1~6年までを網羅し、各クラスの先生が必ず1回はおこないます。
 
先生方の話だと、どうも通常は学年で一人の先生が研究授業を行うのだそうですが
勤務校ではすべての学年の担任の先生が行います。(担任を持たない少人数クラスの先生も行うことも)
そして、それは今年度も国語科でおこなわれ、また、学校図書館と連携した授業になるので
先生との打ち合わせや話を、とにかくこまめに行っていかなければなりません。
 
基本的に勤務時間内での打ち合わせは無理に等しいです。
なので、早く出勤して学級活動に入る前の先生と話したり
授業が終わり先生の仕事がひと段落したような3時以降に職員室で先生と話してみたり
いろいろ工夫をしていますが
結局その工夫というのは、勤務時間外のボランティア活動になります。
 
授業研で連携する場合、先生がどのような授業を行うのか、どう学校図書館と学校司書を使うのか
といったことを、メモや連絡帳だけでやり取りすることはできません。
大雑把なことはメモでやり取りできても、細かいことは、やはり直接話をしないと
こちらもどう授業支援に入っていいのかわからないまま
つまり、授業支援できていない状況で授業に関わることになるわけです。
 
先生の指導案(授業の組み立て)の中で、場合によっては
学校司書がT2として授業に関わることもまま出てくるようになります。
とすると、やはり具体的にどのようなことを学校司書が行っていくか
児童にどう言葉かけをしていくかも
その授業内容と先生の意図によって変わってきます。
 
なので、先生との直接対話・意思の疎通を抜きに授業支援をするのは無謀だな
と昨年度の1年間で学びました。
(つまり、しっかり話ができておらず自分で失敗したな、と思うこともあるわけです)
 
今年度は、昨年のそんなハードな勤務のせいで疲れ気味になっており(精神的にも)
声掛けを控えていようかと思いましたが
声掛けしないと、必要な資料収集ができなかったり(自校分では不足なので公共に借りるとか)
いきなり声がかかって、これまでやっていないようなことを注文されたり
ということが出現し始めそうなので
結局、昨年と同じように先生方に事前に声掛けをして
ついでに前年度の資料もお渡しして参考にしてもらっています。
(特に勤務校の先生方は異常に忙しく、どう見ても自転車操業状態です)
 
ということで
毎度おなじみの叫びですが・・・・
 
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ホントお願いですから、フルタイム勤務にさせてください。
今現在の勤務は 年間勤務時数1015時間、一日5~6時間以内、週29時間以内、です
★年間勤務時間は絶対に正確に守らないといけないので、残業なんかつけた日にゃ、年度後半勤務できなくなるわけです。
 年休もありますが、取れば年間勤務時間から減りますから、簡単に取れません。
 具合が悪くなって休むとか、夏休みで使うとかくらい。しかし、この勤務時数だと8月の出勤はほぼないに等しい。
 
週4日のフルタイムがちょうどいいです。
だって、今現在、勤務時間はフルタイムと変わりませんから。
週4日というのは、平日の密度が濃すぎるので
家のことをしたり、休んだり、勉強したいということです。
 
週5フルタイムは、勉強熱心な若い人に任せたい。
体力・知力がもたないです。
 
そして、
そういう雇用環境じゃないと、学力向上を目指した学校図書館活用と授業支援はできないです。
 
勤務時間外になるような仕事の仕方をしなくてよい(これは本当に言われている言葉ですが)
というなら
「学力向上につながる授業支援や学校図書館環境を作る」
という目標は設定しないでいただきたいな、と思います。
カウンター業務や環境整備、展示・掲示・イベントなどで、すでに手一杯です。
 
学校の管理職からそういう方針出されたら、「できません」と言えるチャンスを作ってください。
いつも、今年度はこうなったからと事後報告では、ほかの先生方の手前もできませんと言えないです。
(だって先生が学校図書館活用を一生懸命考えるのに、学校司書ができませんというのはおかしいでしょう)
 
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