60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

研究授業終了と総括

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今年度の研究授業が昨日で終了しました。
おわった~~~~!!!
 
今年度は重点研究授業2年目でした。
それなりに新しいことや前年度よりもレベル上げたりなどして
やることはそこそこあったけど
前年度に比べれば割と楽だったと言えるかもしれません。
 
が、前年度の疲れが取れなくてものすごく疲れた1年でした。
 
勤務しているうえでのストレスもかなり溜まっており
精神的に疲弊した部分も大きいですね。
いまの場所に対する不信感もあるし
直接の雇用主に対する不信感も相当大きくなっています。
 
それでも仕事を続けているのは
学校図書館を少しでも良くしていきたい、とか
子どもたちのためにできるだけのことをしていきたい
という個人的な思いに支えられている
からでしょうか。(公的に支えられているとは思えない)
 
もちろん、仲間の言葉や実践を見聞きして
励まされたり発奮したりすることも間違いなくあります。
それは、自分のモチベーションを上げていく上での
とても大切なものといえます。
仲間の存在は本当にありがたいです。
 
さて、授業支援ですが
各学年の単元と授業内容を頭に入れたり先生と話し合ったりして
どのように関わっていくか、という事を
ほぼすべて一人で対応していくのは
授業支援初心者の私にとっては、悩みの連続でした。
しかも、全学年全クラス各1回は研究授業を行うので、そのすべてに対応です。
これは結構、いえ私にとっては、かなりハードでした。
24クラスと支援級があるので最低25回分の研究授業の支援という事になります。
もちろんそれ以外の単元の授業でも支援はします。
資料収集と提供、多少の資料説明などの経験はありましたが
もっと授業と関わっていく、という事は初めてだったので
どういう風にいけば学校司書としての仕事ができるのか非常に悩みました。
T2みたいなことって、学校司書の仕事なの?とか…。
(これは、今では「あり」なのだという事を教委の研修でも言われていますが)
 
こんな時、司書教諭が指揮を執って
この授業ではこういう事をやるから、こんな場合は学校司書にはこういう事をしてもらいましょう
と、仕切ってくださることは本当に必要だと思います。
また、司書教諭の役割はそうしたことだと思います。
 
しかし、たいていの場合どの学校でも司書教諭は機能していないことの方が多いです。
担任と兼務で忙しいし、他学年の授業を気にするゆとりがないからです。
もちろん勤務校でもそうです。
結局、話はすべて自分で行わなくてはならないし
その話に時間を取られたり、考えをすり合わせたりに時間が掛かったり
また、あまりにもあれこれあるので
自分の頭の中がこんがらかって
この学年はこれ、この学年はこれと、頭がついていかなかったことも
初年度は正直多かったです。
 
新任の先生が授業をするのといっしょで
授業支援は実際にやってみて経験値をつけていくしかない、というのが
私の実感です。
学校司書の授業支援研修、あったらいいなと思います。
もしくは学校司書の関わりを見ていく研究授業も必要ではないでしょうか。
 
これまでの経験がハードだった分、相当大きな自分の財産になると思いますが
やっぱり、学校司書の仕事って授業支援だけじゃないんですよね。
読書、本と人をつなげる、これがないと。
授業支援でももちろん、資料と人をつなげることはしていますが
本を読むこと、読書の楽しさや豊かさを、もっと伝えていきたい
というフラストレーションがたまります。
 
モチロン図書館イベントや読書に関連する展示や読み聞かせなどは
都度行ってきましたが
授業支援の方に手間暇がかかり
読書関連の方に充分に手をかけてあげていない、という気がしていました。
 
バランスよく仕事する、というのは
精神的にも肉体的にも必要だな、と実感しています。
この難しさをどう解消するのかは、今後の課題になるのでしょうか。
まあ、手っ取り早く言えば、もっと能力付けてできるやつになれ!という事になるのでしょうが…。
 
ああ…オチがついたところで(>_<)
残りの年度、あと少しですが
まだ授業は続くのでモチベーションがダダ下がりにならないよう
あと、いろいろまとめなきゃいけない仕事もあるので
がんばりたいと思います。