60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

おはなし会

先週の事になってしまいますが小学校で、おはなし会をしました。

土曜日でしたので授業はなく、午前中を利用して

1時間半で、お話とそれにちなんだ工作をしました。

参加者は小学生の児童と・幼児・保護者です。

こういう事に参加してくるのは、やはり低学年が多いです。

毎回ほとんどが1~2年で、3~4年生が少々といったところでしょうか・・。

今回は10月なので、「星」をテーマにおはなしを選びました。

このおはなし会は、全員で12人ほどのグループで行っていて

それぞれ仕事もしていたりと忙しいので

できる人ができるところをどんどんやって行く・・という風にして

何とかうまく、楽しくやっています。

さいしょに今回初めての試み、プロジェクターを使って

秋の星座についてと、アンドロメダのおはなしの絵本を読みました。

部屋を暗くして、プロジェクターで、秋の夜空(星座)の絵を映すと

『わぁっ!』というどよめきがおこりました。

子どもたち、結構真剣に聞き入ってくれていて

プロジェクターの威力を感じてしまいました!

このおはなしはちょっと長めでしたので、星座の手遊びをして息抜きをしました。

それから絵本を2冊

『パパ、お月さまとって!』ザスーラを読みました。

前者は『エリック・カール』の作品

絵本を読んでいると、場面が広がったり長くなったりするので

子どもたちにも楽しめたようです。

後者は『クリスバン・オールスバーグ』の作品です

ちょっと意外だったのですが、

低学年の子達もかなり世界に入り込んでいました。

話としては、とてもおもしろいので、映画にもなったくらいですが

登場人物はほとんど兄弟二人で、話が展開していきます。

話が少し長いので、読み手はちょっと早口で読んでいましたが、

それでも、子どもたちは食い入るようにして絵本を見て、話の世界に浸っていました。

笑える場面では笑い、怖い場面やハラハラする場面では、

一緒になってハラハラ・ドキドキしているのが、手にとるようにわかります。

傍からこの様子を見ていると、まるでテレビか映画を見ているかの様でした。

子どもたちには、きっと絵が動いて見えていたことでしょう。

この土曜日のおはなし会も3年ほど続いていますが

ここまで集中している様子を見たのは、2回目くらいでしょうか・・?

部屋を暗くしていた、というのと、お話を読む時も、

窓に暗幕をかけたままだったからでしょうか?

いずれにしても、前のときも影絵で暗くしていましたし、

周りを遮断する・・ということはかなり効果的なのかなぁ。

いったん休憩に入り、その後は工作タイム。

星にちなんで、ペットボトルでプラネタリウムを作りました。

最初の説明のときに、サンプルを使ってどんな風に写るのかを実演してみたら

実際は極簡単な仕掛けなのですが、やはり「おお~~っ!すてき~!」と

どよめきと拍手があり、なんか今回はのりがすごくいいなぁ~・・と思いつつ

楽しく皆で工作を終える事ができました。(大体作業時間は30分くらい)

全体が無事に終了して、今回がとても雰囲気がよかったので、

次の12月は気合が入るなぁ~~、というところでしょうか。

クリスマスをテーマにしていますが、いつもサンタさんばかりではつまらないので

違うものを検討中です。

あとの問題は、著作権でしょうか??