60代の暮らしと本のこと

60代、仕事と暮らしと本のこと

4年生への読み聞かせ

昨日は1年生と4年生に

同じ語りをしてきました。

1年生へは私ではない方が語りました。

私は、4年生へ。

語りの前に前回投稿した本の紹介をして

(「今日からは、あなたの盲導犬」と「プレゼント」)

語ったお話は

「のみこみ とっつあ」(寺村輝夫:さく)

腹が痛くなった「とっつあ」が、どうしたらいいか和尚さんに相談に行きます。

(昔は何でも近所のお寺の和尚さんに相談に行ったんですね。)

すると、和尚さんは「腹に虫がいるから、かえる のめ」と、おっしゃる。

「とっつあ」は言うとおりにして、腹痛が治りますが

今度は腹の中で、かえるがぺたらぺたらと歩き回って・・。

次々と色々なものを飲み込んで、最後に「おに」を飲み込んで

和尚さんがとっつあの口の中へいり豆をまいて、腹から追い出します。

これが節分のいわれという事になります。

繰り返しと、どんどん大きなもの、そんな物飲み込むの?というものを飲み込んでいく

おもしろさのあるお話です。

絵本だと同様のお話が

「かえるをのんだととさん」 (日野十成:著  福音館書店

表紙の絵で、とっつあが何を飲み込んだかわかりますね。