アニマシオンで楽しい読書の入口へ
数年前から、アニマシオンの勉強会に時々参加させてもらっています。
アニマシオンの実践を体験できる会です。
「アニマシオン」という言葉は、ようやっと最近、学校でも先生方が知り始めたな、という感じで
これまでは、知っている人は知っているけど
たいていの反応で「何それ?」という感じがこれまではかなりありました。
読書が苦手な人、読書の入口として
楽しく本に興味を持ってもらい、読書を深めていく
というのに非常に有効な手段です。
そして、その手法はとても多く
基本的なものについては、本に著されています。
ただ、アニマシオンの面白さは、本を読むだけではつかみきれず
実際に自分で体験して味わってもらうことが、非常に大事に思います。
また、そのほうがより詳しく伝えることができます。
学校図書館でも、アニマシオンを行うことが少しづつ増えてきていますし
先生方に実践してもらえるよう、提案をおこなうことも増えてきました。
アニマシオンの中には、著作権に関わることも多く含まれている場合があります。
そのような場合だけではありませんが、やはり先生に行ってもらうことで
より、アニマシオンの実践が深まる場合が多いです。
というのは、先生がアニマシオンを行う場合
その先を考えられることが多いからです。
アニマシオンを行ってどう授業につなげるのか
どんな展開で進めるとより深く学べるのか
など、先生ならではの考えをもって実践してもらうことで
よりアニマシオンが深い読書や学びにつながり、発展することが多いからです。
学校図司書として、読書の入口に子どもたちを楽しく案内すること
それとともに、
学習支援として、先生方により良い授業につなげてもらうための提案を行うこと
は、学校司書として大切な役割ではないでしょうか。